有言実行を掲げる国際看護師みーやんのblog

英語力0から始めた国際人への奮闘 オーストラリアで看護師になるまでの波乱万丈の旅路と日常 をえがく

オーストラリアの妊活、妊娠&出産⑦ ~出産ストーリー~

Hello everyone! 

How are you doing?

 

みなさんこんにちは!みーやんです!!

なかなか座ってゆっくりブログを書く時間がなくなってしまい、更新できないでいるブログ。初めましての方も、常連さんもWelcome Welcome!!!

 

blogを書く事は私にとって、自分の精神を休めるというか、自分の内にあるものを吐き出すことができるので結構癒しの作業になっている。

 

だから、携帯からパパパーと書くこともできるけど

こうやってPCからゆっくりタイプしている時間が好き。

だから、4か月になるBabyがいるなか、その時間が作れていないけど、今日はお昼寝に成功。

今寝てるのでゆっくり、コーヒーを飲みながらこのブログを書いている。

 

なにについて書こうか迷ったけど

ずっと書こうと思って書いていなかった出産について書こうと思う。

 

あれは、7月28日(水)37週6日目の朝7時くらいの話である

妊娠後期になるとお腹が大きすぎて仰向けに寝れないし、トイレに3から4回起きるものだからそんなに深い睡眠がとれていなかったがボーといつものように朝目がさめる・・・

 

ちょっとお腹がぎゅーとなる感覚が定期的にあるなーと感じて

まさかこれが陣痛?と頭の片隅におもいながらも、そんなにひどくないからこんな軽いもんじゃないだろう・・・と二度寝を試みる・・・

 

が、その痛みは徐々にその程度が増してくる

あまりにも定期的なもんで携帯のアプリ(陣痛を測るアプリ)で興味本位で測ってみる

 

すると既に15分間隔。

となりで携帯をいじっている旦那に「もしかしたら陣痛かも」と伝えると、

「まじで?」

「じゃー犬の散歩いってくる」

とそそくさと一日二回行く愛犬ナナの散歩をまずは済ませた方がいいと思ったのか、あっというまに散歩に出ていく。

とりあえず身支度しとこうと思いシャワーして、

髪もいつ洗えるかわからないから洗っとこうと洗髪

そのころには陣痛が約5分間隔になっていた

痛みの度合いも増してくるし

でもふと思い出したのが、私の救急の同僚、私のプライベート助産師(ただ私が呼んでるだけw)が陣痛はできるだけ家でリラックスして過ごした方がいいと言われたこと。

 

できるだけ我慢したほうがいいだろうと思い

家の中を歩きまわったり

バランスボールを使ったり

そうこうしてたら感覚はどんどん短くなる

いちを助産師さんに電話で聞いてみようと思い、電話をすることに

電話口でも陣痛がきて 助産師さんが

「そろそろ痛そうだし 来たら?」とGoサインを出す

旦那がいつもより長ーいナナの散歩から帰って来て

「助産師さんが 3分間隔だしそろそろ来てたらって言ってるから病院行くよ!」というと

まさかそんなに早くいくことになるとは思っていなかったようで焦りだし、

「俺の準備してなかった・・・」と焦って荷づくり

「準備しとけっていったのに」と思いながらそんな討論してる場合じゃなかったのでうなりながら待つ。

 

ってなわけで、病院についたのは午前の11:30

すぐにBirth roomに通されて内診を受ける

やってきたのは産科の師長さん!(ちなみに私は救命なので、産科の師長さんとは面識がない)

師長さん、いつもは師長用のユニフォームを着ているのにその日はスクラブを来ていて「あれ?この人師長さんだよね・・・でも・・まさか師長さんがhands onでフロアで働かないよね・・・?」と思いながらも

敢えて聞かず、普通を装ったw

そして’内診の結果 すでに子宮口8㎝。

「え!そんなに??」とびっくりしたと同時に「もしかしたら早く生まれるかも~☆」と期待していたのが甘かった

それから

陣痛はどんどん強くなり(あたりまえだけど)

私立の病院だったので、色々なものが準備されているし、きれい!

 


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まずはシャワー室でシャワーを四方八方からだし、水圧を腰の辺りにあてながら、バランスボールを使って痛みをしのぐ

1時間くらいいたもんで頭がボーっとしてきたのでシャワーから出ると

陣痛はさらにひどくなる

しびれをきらして

「I want to use happy gass!」と訴え笑気ガスの使用を希望

・・・全く効かない・・待ったく笑えない・・・

旦那はただただにやにやしながら突っ立ってる

ある程度試した所で迷いに迷って硬膜外麻酔(Epidural anaesthesia)を希望

とにかく使えるものは使ってしまおうと思ったわけです

硬膜外麻酔は麻酔科の医者を呼ばなきゃいけないから希望したからといってすぐにできるもんではないと言われたので待たなきゃいけないと思いきや

たまたま手術が終わって手が空いていたと10分やそこらで麻酔科医登場。

あれよあれよという内に点滴が始まり、エピが入り、尿道カテーテルが入り・・・

 

16時にはベットの上でゆったりと無痛でオリンピックをみていた

日本では無痛分娩は限られた場所でしかできなかったり、お産は苦しんでなんぼという概念がまだまだ普通だと思う

もちろん私も「自然分娩」という響きに惹かれていたが

「これは私のお産。誰が決めるものでもない。赤ちゃんと自分が健康であることが一番のゴールだ」と思いやりたいようにやろうと心の中で決めていた

 

そんなこんなで、17時くらいに

師長さんに「じゃそろそろいきもっか。産科の先生も呼ぶね」

とかるーく言われる

そこから 硬膜外麻酔をしているから、陣痛を感じない中いきむこと2時間半

ここで私の感想

お腹に陣痛をモニターする丸いのをつけているんだけど、自分が陣痛を感じないため、いつ、どういきんでいいのかがタイミングがとれず・・・もちろん担当になった師長さんもいついきむか教えてくれるんだけど、そこがすごく難しかった。

でも、師長さんはやはりとっても経験豊富でproactive で・・・

下半身が麻痺した状態でできる体位を指導してくれたり

旦那がどう介入できるか手取り足取り教えてくれたり

とっても頼もしかった

最終的に麻酔の容量を減らしてすこし陣痛を感じられる状態でためしたり、

下半身の力が少し戻ってくるくらいまで麻酔を止めて 四つん這いになるポジションを試したり

 

産科医はなにか異常がなければ取り上げるまではとくに出番はない感じだったので、助産師さんってほんと正常なお産を中で指揮する素敵な役割だなーと思った。

 

さてさて、

赤ちゃんは産道に合わせて回旋して出てくるわけだけど私の場合

色々やったがBabyはposterior position (赤ちゃんの頭、身体がまっすぐ上をむいた状態ー)でで、なかなか進まず

要は頭の一番大きい部分が産道につっかかってるかんじ。

3時間半後、産科医に

「そろそろ、胎児も疲れてきてるし帝王切開にするか吸引にするかきめなきゃだめかも」とおっ達しを受ける

「私はまだいける!まだいきめるよ」と申し出るも

胎児の安全を考えるとどちらかに決めるべきとのこと

しかしながら、疲れている頭と ホルモンと まっすぐ物事を考えられない

「切りたくないし、吸引も赤ちゃんの頭にあざができるし・・・」

何度も説明を聞き、何度も決めきれないで

手術室の待合室で行われた承諾書のサインのギリギリまで

泣きながら「どっちがいいかわからない」と喚いた。

旦那は「You have to decide. It is your decision.」と

結果、勤務時間が終わったにも関わらず私の出産を担当してくれた師長さんがひとこと。

「You can change your decidion if you want to. You just make a decision what you think it is alright. So that you don't regret. 」

その言葉に

吸引を試してそれでもだめだったら、帝王切開をすることに決める

そうすることで 「全て試して全力をつくした」と思えるかなとおもったのだ。

 

結果吸引分娩でもbabyはうまい事降りてこず、夜20時すぎ、緊急帝王切開にて3.27gの健康な赤ちゃんを出産したわけです。

 

帝王切開だと「生んだことにならない」なんてよく聞くし

実際、自分の母親に緊急帝王切開になったと報告したら「産まなかったの?」と言われたけれど

私にとってはこれが私と旦那、そして桜彩の出産体験。

なんの悔いもない、とても言葉に言い表せないほど幸せな体験となった。

 

旦那は終始私の手をにぎり、となりでカーテンに隠れながら帝王切開をがっつりみては「おおおおーーー」「こりゃ明日以降そうとうつらいぞ」と現実的なコメントを残した。

生まれてまだまだ1分かそこらで おくるみにくるまれて私の胸に置かれた小さな、小さな体を抱くと

なんとも言えない気持ちに包まれた。

麻酔の影響で、すぐに吐き気をもよおした私に、桜彩との初抱っこをすっとばしてずーっといっしょにいてくれた旦那に感謝してもしきれない。

 

4か月後の今、キャっきゃ キャッキャと笑うようになった桜彩がもっと成長した時に、このブログと麻酔担当看護師が帝王切開手技と彼女が私の腹部からでてくる生々しい写真を見せて話してやりたいと思う。

 



是非みんなの出産ストーリーも聞きたいな。

それぞれに素敵なストーリーがあるんだろうなー

長くなりましたが、読んでくれた方々ありがとうございましたー

 

では

 

オーストラリアの国境と永住権の知らせ。

Hello everyone! How are you doing? 

 

みなさんこんにちは!みーやんです!

 

もう知っている人は知っているかもしれない!!一大ニュース!!!

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11月21日に 日本、韓国の旅行者が入国できるようになることが明らかになりました!

ワクチン接種が完了、出発前3日観いないの新型コロナウィルスの検査の陰性結果を条件に、オーストラリアのNSW、VI


Cそして、オーストラリアスト特別地域に検疫なしで入国可能とのことです。
まずは有効なビザを持っているものに限るそうですが、学生ビザやワーキングホリデービザがあれば入国できるようです。

私のいるQLD州はまだ確かな情報がでていませんが、そう遠くない未来に国境が開くのではないかといまからうずうずしています。

 

さて、オーストラリアの留学をあきらめてしまっていたあなたも、「今できること」に集中する時ですね!

 

そして!!オーストラリアからも日本に、ワクチン接種をした市民・永住権を持つものに対し、2021年11月1日より自由に出国することが可能となりました!

 

このニュースを聞いたのがこのブログを書いている11月22日なのだけど、実はようやっと、私も永住権を取ることができました。

オーストラリアに渡豪したのが2013年の1月なので、約8年かかりましたね~・・・

この永住権の通知が来たのが11月19日だったので、そう考えると何か神様のおもしべしのようにも感じます・・・

 

きっと、うちの父母に孫を早くみせてやれよってことなのかな!

 

とっても嬉しいニュースでした!

 

それでは!

自分の看護師プラスの可能性

Hello everyone

How are you doing?

 

みなさんこんにちは!

オーストラリア現役救命看護師 看護師メンターのみーやんです。

 

2021年も終わりに差し掛かっている今。自分の仕事に対する価値観や、働き方に対する考え方に疑問を感じ始めた人は沢山いるはず。

今まで「自分が置かれた場所で精一杯やればいい」というmindでやっていた看護師の仕事も、もっと自分に出来ることはないのかな?
人生一度きり、今やり残したこと、私が本当にしたい事ってこれなのかな?と疑問を持った人も沢山いるはず。


でも、疑問を持ったまま、もやもやしたまま今年も終わりますか?


何も変わらない状況に嘆くより、何か変えてみませんか?

 

自己成長の大切さはこのblogを読んでくれているあなたなら分かっているはず。だから、こうやって色々な場で自分が内側から変われるようなinputをしているんだと思います。


でもそのインプットだけでは、去年の自分と同じ。

アウトプットして、それを継続していく必要があるんです。


あなたの夢は何ですか?と聞かれた時、あなたははっきりこれですって答えられますか?


どんな気持ちが頭をよぎる?

どんな事が自分を止めてしまう?三日坊主で終わらせてしまう?


今までやっていたことをそのまま続けていては、その夢は夢のままで終わります。

じゃあ何をしたらいいの?


今までと違うことをしなきゃだめ。


私にとって、それがmindsetやセルフコーチングを学ぶこと、自分にコーチをつけることでした。


独りでだってできるけど、サバイバルモードの自分から抜け出して、必ず結果に繋がる方法でfullに人生行きたくないですか?


看護師として、女として、妻として、パートナーとして、親として・・・様々なIdentity を持つ私達。


それは、ライフステージが変わるごとに自分のidentityも価値観も変わっていく。


ある程度自分の看護師としてのキャリアも固めた。じゃあ次は何がしたいの?

どんな人生を歩んでいきたいの?

そう考えた時


日本で看護師としてキャリアアップをするのか、リーダーとしてステップアップするのか、師長コースに行くのか、認定をとるのか・・・


はたまた、子供を育てながら復職して両立するのか、看護師のバックグラウンドを活用してサイドビジネスをするのか・・・


海外で看護師として活躍するのか、国際看護師にこだわらず自分の強み・看護師としての経験を使ってビジネスをするのか・・・


気持ちがモヤモヤしたまま日々を過ごしている?


いつかこのモヤモヤが晴れると思って日々流されるように生きている?


そろそろそんな受け身な自分から卒業しませんか?

 

 

I am here for your💗

そのお手伝いをするのがわたしの使命だとおもっています。

 看護師 Empowerment Workshop はその第一歩になるようにつくりました。是非 きてみてください!

 

 


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看護師キャリアのモヤモヤをクリアにして 看護師プラスの可能性を最大限に!

自己理解を深める事

Hello everyone! 

How are you doing? 

 

皆さんこんにちは!お元気ですか?

オーストラリア看護師、看護師メンターのみーやんです!

 

さてさて、さっそくだけど最近自分と向き合う時間が多くなって始めたこと

それが、Inner work。

どんな意味かって自己理解を深めるっていうこと。

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今回は自己理解のツールとして私が出会ったエニアグラム心理学についてお話したい。

 

今まで、コーチのもと、自分と向き合い自分の思考の癖やマインドロックを理解することで今までもっていた潜在意識をまずはBe awareしてシフトする・・・という事の大切さを学んできた。

 

そして、それを私のように悩んでいる看護師さん、特に海外、オーストラリアで看護師になりたい日本人看護師さんに伝えたいという思いから、こうやって色々な活動をしてきた。

 

そんな中、自分の置かれる環境が変わったり、ライフイベント(私の場合は妊娠・出産)があり自分の在り方に変化が起こった。そして、その都度新な葛藤や悩み、思いが出てきた。

 

そんな時、この根本の思考の癖やマインドロックはいつも自分の中にあり、変えようと思ってもいつもそのマインドが何かがあるたびに戻ってくることに気付いた。

 

そして、それは何故なのかな?と考えだしたわけ。

更に、私のクライエントさんやフォロワーさんとお話をしているうちに、自分と全く違う思考の癖やマインドロックがある人がいることに気付いた。そして、それぞれにそれぞれの対処法があり、work outする手段が全く違う事に興味をもった。

 

皆それぞれに違いがあるのは当たり前という事は分かっていたが、そこにパターンがあるのだ。

 

そう考えた時、そのパターンはどこから来るのか?そのパターンを自分自身が理解していたり、相手の成長の為に理解できたら、より効率よくナビゲートできるのではないだろうか?と思ったのだ。

 

そこで出会ったのがエニアグラム心理学。

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インスタグラムでもちょこと書いたけれど、人間の深層心理を9つのタイプに分けて表したもの。それらのタイプでどんな感情からその思考の癖ができて、その行動へと繋がるのか・・・のような事を勉強している。

それらのタイプごとに、基本的な欲求と恐怖となるものが違うのだそう。

例えば、その恐怖を避けるように動くからマインドの制限が出てくるわけだ。そしてそれぞれ、どんな事をモチベーションとして行動するのかとか、どういう言葉かけが一番その人をプラスに持っていくのかとか・・・とっても面白い。

 

自己理解を深める方法て、ジャーナルを書いたりするものから、NLP:Neuro Linguistic Programing (神経言語プログラミング)とかインナーチャイルドとかまで、色々あるけど、私とエニアグラムの出会いはこんな感じ。

 

 

占いとか、精神論って結構まわりに怪しがられたり、宗教とかちょっと怪訝な感じで囚われたりしがちだけれど、エニアグラムを学び始めて、学べば学ぶほど奥がふかくて、自分や周りの人に照らし合わせると怖いくらい当てはまっているから面白い。

 

何か目標がありそれに向かって頑張っている人。

「こうやったらこれが出来るようになる」

とエビデンス付きのやり方を教えてもらっても、結果がでない、成果につながらない場合や「わかってるけど出来ないんだよね」となってしまう人。

 

それは、人間は機械じゃなく、感情で動く生物だから、科学的根拠や物理的データー説明できることにリミットがあるからだとおもう。

だからこそのInner workで自分の特徴や内面、傾向、それに対する対処法をしることがKey となると思うんだよね!

 

この事がどう私たちの看護キャリアにつながるかを

看護師 Empowerment Workshop でも少しはなすよ!

ワークショップがきになるかた!


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登録はこちらのリンクから!

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それでは!

 

See you soon and have a wonderful day! 

 

時間のマインドセット

Hello everyone! 

 

How are you doing? 

 

オーストラリアの救急看護師であり、看護師メンターのみーやんです!

 

今日は皆がやるであろう時間に対する言い訳について語りたい。


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そう、「時間がない、時間がない」

 

と言い訳をしている人!私も言ってました(暴)

 

でも、時間はみんなに平等にあり

 

24時間もある。これをコーチに言われた時、「わかってるよ」「でも・・・」とさらに言い訳を考えていた。

 

でも私たちってなんで「時間がない」と二言目にはいうのかな?

 

1,忙しい自分に酔いしれている

2,入れなくてもいい予定をいれてわざと忙しくしている

3,優先順位がない

 

あなたはどれが当てはまっている?

私が思う1のパターンは、実際はそんなに忙しくもない(というかそんなに焦ってないし、いつもと同じくらいの業務量とかスケジュール)だけど二言目には「時間がない」「I am so busy」と忙しいふりをしている・・・

忙しいとか時間がない・・・とひっぱりだこな自分に酔っている場合もあるんなじゃいかな?

 

そして、それが進むと2の入れなくてもいい予定をいれて、わざと忙しくして「忙しい」事が当たり前、「忙しい」事がいい事の様な気になってどんどん自分にタスクを課してしまう。

このパターンも多いんじゃないかな?

人から頼まれた事にNoと言えなかったり、どんどん引き受けてしまったり。

ワザと分刻みに予定をいれてみたり。

予定がないとなんだかぽかっと穴が開いたような気になってしまう人はこのタイプだと思う。

 

そして、3の優先順位がない。

これが一番厄介。今の時代マルチタスクは当たり前、PCでなにかやりながら、携帯で誰かと連絡とったり

車運転しながらポッドキャスト聞いて勉強・・・しつつ子供と会話してたり

特に看護師さんはマルチタスクの鬼だから3個も4個も同時進行で色々やっちゃうのも当たり前だと思う。

そうすることで、頭の中では「ああ 忙しい、時間がない」「あれやりたかったのに今日もできなかった」と後回しにすることがでてくる

でも、実際本当に「すべきこと」はその後回しにしたことだったりしない?

 

 

心当たりのある人

 

次のことをかんがえてみて。

時間がないとないと感じている時の感情ってどんな感情が浮かぶ?

「焦り」「苛立ち」「いき詰った感」

ではそんな気持ちでが生まれると思う?

「焦り」ーー集中できない

「苛立ち」ーー自分を責める

「行き詰った感」ーー何から手を出していいかわからなくなる 

などなど・・・

 

そしてその気持ちのまま行動に移したらどんな結果が出ると思う?

集中できない状態で何かやっても間違いが増えたり、効率がよくなかったり・・・

自分を責めながら、タスクをこなしても楽しくないし、ポジティブな物は生まれにくい・・・

何から手をだしたらいいか分からなくなり、結局なにも手をださない・・・

 

結果はネガティブな物ばかり。

 

だからこそ、「時間がない」というマインドセットを切り離さなければならないんだよね!

 

「時間は24時間たっぷりある」と思ってみよう。

授乳の合間に2時間両手が使えるフリーな時間があると思えばその2時間をより効率的に集中して作業にとり組める。

夜勤前に1時間フリーな時間があると思えば、その1時間に出来ることを前もって計画して行動に移せる。

子供の送り迎えの車のなか、往復で2時間時間があるからその時間を英語の勉強に充てよう。

この「たっぷりマインドセット」は時間のマインドセットにとっても大切な概念。

 

 

「時間がない」と言い訳しているあなた!

是非考えをシフトしてみて!

効率も気持ちも上がり、結果につながってくるから!

 

それでは!

「命の選別」について

Hello everyone! 

How are you doing?

 

皆さんこんにちは!

オーストラリア看護師、看護師メンターのみーやんです!

初めましての方も、常連さんの方もWelcome Welcome! 

 

つい最近、嬉しいことに久しぶりに、マインドセットプログラムの受講者さんとのセッションを再開した。

出産を機に仕事をお休みして、下界とのコネクションが減ってからか、受講者さんとの時間は本当に嬉しい!

 

もちろん自分が好きなこと、パッションをもってやっている事だからというのもあると思うけど★

 

そのセッションの中で出てきた事。

 

それが「命の選別」について。

 


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私のプログラムを受講してくれている方々は全員が看護師さん。

現役の方もいれば、そうでない方もいる。

 

でも看護師であればわかると思うが、

一度看護師になると「看護師」とうものがアイデンティティーの一部になり、現役でなくてもなぜかその立場で物事を考えてしまう。

 

だから看護師にしか理解できることがある。キャリアの悩み、恋愛や人間関係の悩み、仕事以外の人生全般の悩みも共感できるんだと思う。

 

そんな中 今、まさに現役で看護師をしている受講者さんが「今、現場では命の選別・・・というか、どの患者さんを助けることができるか判断しなければならい状態になりつつある・・・」そして、それが自分の心の状態や、全てのモチベーションに影響していることに気付いた・・・と。

 

いまのCOVID-19のさらなる影響。

ニュースで報道されている患者をたらい回しにせざる得ない状況、医療破綻、ワクチン反対派の増加・・・はほんの一部の問題であること。

現場にいる看護師、いや、看護師以外でも医療従事者みんながヒシヒシと感じているのは 表面的な問題だけではなく、その先にある倫理的な危機感。

先が見えない恐怖。

自分と家族の健康への不安。

だから、この状況にどっぷりつかっていたら

看護する私達の心と身体がやんでしまう。

 

正直、これは私の個人的な意見だけど

現場でその恐怖や不甲斐なさ、葛藤を感じていないと絶対この気持ちは分からないと思う。

 

そんな中で「コロナはただの悪い風邪といっしょだ」とか「インフルエンザとそんなに変わらない」などという情報が飛び交い、

ワクチン反対派が増える

 

それぞれに意見ががって、その意見を否定も肯定もしないが、現実問題、現場で助けられる命が助けられないという事実が起きている。

ICUやコロナ患者への対応に人も物資も集まることで(それでも十分とは言えない状況だけど)在宅や老健など慢性期の患者へのベットの数やスタッフ、物資が滞っている事実がある。

 

そんな 日本の現状を聞いていると、現場ではたらく看護師さんの気持ちを考えないではいられなくなる。

 

自分がコントロールできない事で心が病んだり、

先の見えない不安を感じていたり、

自分が小さく見えてしまっていたりしていたら

 

是非周りにサインを出してほしい。

 

一人で考え込んだり、ネガティブモードに浸ったり、その負の気持ちを無視することは、長期的に考えてなんのヘルプにもならない。

 

そんな時こそ、メンターシップって本当に必要な事だと思う。

メンターといっても色々あり、同期や友人などの近しい関係とのメンターシップもあれば、先輩やプリセプターのようなリーダー的存在に相談するのもありだと思う。

 

もちろん、第三者のサービスを受けてもいいと思う。是非、メンターシップにどんな種類があり、どんなadvantageがあるのか以前ブログで書いたので、読んでもらいたい。

 

nurses-words-and-actions.hatenablog.com

 

独りで悩み、苦しむことはない。

もし、すっきりしない日々を重ねて働いているのであれば、声をあげてね。

 

 

それでは

 

See you soon and have a nice day.

 

オーストラリアの妊活、妊娠&出産 ⑥~妊娠後期で判明した事~

Hello everyone! 

How are you doing? 

 

みなさんこんにちは!オーストラリア救急看護師であり、看護師メンターであるみーやんです!

 

最後の投稿からすでに25日が経ってしまっている!

時が過ぎるのはめちゃくちゃはやいー!

 

インスタグラムやFBでつながってくれている人はもう知っているかもしれないが、7月28日に無事3270gの女の子を出産しました!

出産についての色々は次のブログ⑦でお話させてもらいますが、今回はあっという間に過ぎてしまっい、詳細を記録することができなかった妊娠後期のお話をしたいと思う。

 妊娠期とそれぞれの検査

皆さんもご存じの方もいると思うが、妊娠には前期、中期、後期と三つの期間に分かれている。ちなみに英語では、1st tremester, 2nd tremester and 3rd tremesterと呼ばれる。

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妊娠期の週月数

3rd Tremester にはいると流産や死産なのどの危険性が大分減るということで、安心する妊婦さんもいっぱいいるのではないかとおもう。

私自身も、その時期あたりから、赤ちゃんグッツを買い始めたり、Maternity photoをやったり、周りへの報告をはじめたりした。ベビーシャワーを開いてもらったのもこの時期。

日本ではあまり見ない風習の一つ、ベビーシャワーは私自身も初めての経験だった。あれ、自分でオーガナイズしないんだね。

私の場合は、職場のみんながすべて準備してくれた。看護師仲間の一人がハイティー用の家具や食器などすべてレンタルして、自宅をパーティー会場に仕立て上げてくれました。

ベビーシャワーは大体が女性側が開催するものが通常らしいのですが、今はそのカップル両方の友達が集まってやったり、父親だけのベビーシャワー(ビールとオムツをもちあって祝うだけw)のものがあったり、赤ちゃんの性別を発表する会と併用して行ったりするそう。

 

 

ところで、妊娠期、どのような検診や両親学級みたいなものがあるのかをお話したいとおもいます。

 

私は、以前のブログでもお話したが、私立病院のシステムを使っての出産を決めたので、自分担当の産科の先生がいる。

オーストラリアでは私立、公立などどんなサポート下で妊娠・出産をしたいのかにより、利用するシステムが違うので、それを知りたいかたは下のブログに飛んでね★

 

 

nurses-words-and-actions.hatenablog.com

 通常、特に合併症やハイリスク妊娠出ない限りはその産科の先生との診療アポイトメントは次のようなスケジュールだった。

妊娠前期から妊娠中期:月に一回

妊娠後期:Week 27 ~35は二週間に一回

     Week 36からは一週間に一回

私が聞いた限りでは公立病院や助産師とのプログラムも同じようなスケジュールで健診がすすんでいくとのこと。(もしかしたら機関によっても違うので、それぞれで確認することをお勧めします。)

 

両親学級は、それぞれの機関によって提供されるものは違うようだが、私が出産を決めた病院では助産師とのプライベート面談とグループ面談が行われる院内の助産師プログラムを紹介された。

受けられるものは受けようとおもっていたので、両方を予約。

プライベート面談は妊娠後期に二回行われ、病棟内の説明、分娩室の設備などが知れる病棟ツアーをしてもらえる。そして、分娩がどう進んでいくか、自然分娩から帝王切開、痛み止めの種類にどんな選択肢があるか、そのプロセスやバースプランを話し合う機会がもうけられた。

 

 残念なことに、グループ面談はCOVIDのアウトブレイクがちょうどあり、ロックダウンになってしまったことからZoomでオンライン上で行われたが、通常は数名のカップルが参加するものが行われる。

 

産科の先生とのアポイトメント(私立病院で出産する場合)

ちなみに、毎回の診療では産科の先生がバイタルを測ってくれ、あかちゃんの心音の確認、簡易的なエコーをつかってのポジショニングの確認などをしてくれます。

その際妊娠期に出てくる色々な質問や変化を相談したり、出産の知識やプランを相談したりしました。

 

そして、妊娠期に必要なテストをオーダーしてくれるのもこの産科の先生。

私の場合は、家族に糖尿病の既往があったのと、アジア圏の文化背景があることから妊娠糖尿病の検査を二回(妊娠前期と後期)に行うことを勧められたので行った。

血液検査の他に、百日咳やインフルエンザの予防接種はいつぐらいに受けるべきかなどの指導もされる。ちなみに百日咳の予防接種はGPで無料でできるのと、インフルエンザは私の場合は 働いている病院で無料で受けたが、GPでも可能だそう。

 

その他どんな検査があるかというと

妊娠12週:エコー検査(NT Scan)血液検査と合わせ、染色体異常がある確率がどれくらいあるかを調べる検査。この血液検査では希望する場合は、性別の判別も可能。

 妊娠18~20週:エコー検査(Morphology Scan) は妊娠中期に行われるエコーで、胎児の細かな成長、解剖学的な発達などをみるもの。細かく採寸したりするので1時間くらいかかる。

 

妊娠後期に発覚した事

私の場合は妊娠後期に、産科のDrとの会話で成長度について色々きいていた所「気になるなら妊娠後期にもエコー検査で成長度合いをみることもできるけどやる?」のような軽いのりで 30週の頃、追加のエコー検査を行った。 

 

そして・・・

特に異常がないままきていた妊娠。

その追加のエコー検査、実は胎児に異常が見つかったのだ。

その日は私はお休みの日で、朝にエコーの予約が入っていた。毎回のエコーには旦那にも来てもらっていたので、通常通り二人で検査室へ。

技師さんに「ちょっと子宮頚口が短めだからあまり無理しないでね~」などの会話をしながら技師さんが胎児の心臓の部分を何度も何度もチェックしていることに気付く。

技師さんはとくに言葉を発する事はなくその検査が終了。旦那は職場にもどり、私はショッピングにでかけた。

 

その出先で携帯が鳴る。

「もういちどエコーの検査に戻って来てくれる?できるだけ早く。」

との事。なんだ、なんだと思い不安もあるなか車を走らせる。

そして、同じ技師さんに

「もう一度胎児の心臓をしっかり見て見たい。もしかしたら、胎児の心臓に異常があるかもしれない。エコーを解析する医師に違う角度をみてみないと確定診断ができないから見せてくれるか?」とのこと。

 

そこでさっと頭によぎったのは

「心室中隔欠損症かな・・・」

結構冷静なもので、母親というよりは、看護師の頭に切り替わる。

私の頭の中では

「胎児の心臓の先天的異常で、そんなに技師さんが慌てないということはそこまで大きな問題ではない・・・もしくは出産するまでは胎児の生命にかかわることではないいんだろうな・・・だったらもしかしたら心室中隔欠損症かな・・・」と考えていた。

産婦人科勤務の経験のない私でもパッと頭に出てくるくらい、かなりcommonな疾患。「そういえば看護の国家試験で勉強したな」という感じだった。

 

技師さんは確定診断をだすことの出来る立場ではなく、きっと聞いても詳しいはなしは出来ないことも分かっていたので、その日は「詳しい結果はまた追って報告します」とだけ言われ帰宅。

 

が、その夕方またしても同じ技師さんから連絡がきて

三度目のエコーをさせてほしいと。

「いやいや、これ もし私が医療従事者じゃなかったらそうとう心配するだろうな・・・」と思いながら次の日朝イチで三度目のエコーを受けに行った。

 

この時は流石に、何も赤ちゃんの状態の詳しい説明をしないで再検査をするわけにはいかないと思ったのだろう、同じ技師さんに同席した、ボスだろうと思われる人が 詳しい説明をしてくれた。

「前回のエコーから、もしかしたらし心室中隔欠損症が疑われる所見がみられている。この状態は珍しいケースではなく、ほとんどのケースは生まれるまで発見されることはないことも多い。あなたの赤ちゃんの場合は本当に小さなもので、多くの場合は生まれてから数年でその穴が自然に塞がれる。もし、塞がれない場合は手術などもあり得るが、出産するまでは特に問題はないであろう」

との説明だった。

 

私の頭の中では「やはり心室中隔欠損症だったかー」という受け止めだった。

ちなみに心室中隔欠損症は英語でVentricular septal defect(VSD)と呼ばれる。

多くは生後の小児科医の診察で、心雑音があることなどから発見されることが多い。軽症の場合は技師さんが説明してくれたように生後数年で自然に閉じるし、心雑音以外は特に症状が現れない場合がおおい。症状の度合いにより、呼吸状態や酸素化の状態に異常をきたしたり、激しい運動に影響を及ぼしたりする場合もあり、手術をする場合もある。



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この後、担当の産科医から、確定診断を受け、今後の予後の説明をうけた。そして、特に出産プランを変える必要はないとのことと、出産時異常があれば、小児科医がいつもスタンバイしている事、出産後心臓エコーを受ける必要があることを説明された。

また、その時30週だったため、もし34週以前の早産になりそうなら、NICUの設備がある大きな病院で出産をするように勧めるとの説明を受けた。

ちなみに上のエコー写真はbabyちゃんが親指を👍をたてている所。産科医にこの検査結果を聞きに行ったときの簡易エコーの写真である。

まるで、彼女は「私は大丈夫だよ~👍」と言っているかのような気持ちになったのを覚えている。

 

結果、特に問題なく34週をへて、38週6日目で出産にいったわけである。

 

 

心室中隔欠損症は4人に一人の確率であるコンディションで、先天性疾患のなかではcommon コンディションであることを改めて再確認した。そう考えると本当に、命を授かって、それを9カ月も継続して 出産するってほんとうに奇跡のようにありがたいことなんだって思う。

 

 

次回のブログでは出産についてお話できればいいな~と思う。

 

それでは。