学歴とか収入、職歴ばかり話す父について思う事。
Hello everyone!
How are you doing?
皆さんこんにちは!オーストラリア救命看護師、看護師メンターのみーやんです!
さてさて、7月ももうすぐ終わる‼時が過ぎるのは早い!
という表現を英語にするとTime is flying!
ホントに飛んで行ってしまう感じ・・・
皆さんはどうお過ごしですか?
最近、ほろ酔いの父から電話がかかってきたと思ったら
赤ちゃんはどうか、調子はどうか~なんて話をしながら、話は出産のサポートシステムからOOちゃんは公務員で給料がいいとか、公務員だから産休中の給料の補助が相当あるらしいとか・・・
そういう話に。
ちなみに、私は岩手のド田舎育ちで、両親は東京は海外みたいなものだと思っているくらい古風な考えにどっぷりの人たち。買い物はいつも現金だし、もちろんインターネットとは無縁で、世の中との通信は新聞とテレビに限られるような人。
特に父親は、昔から私に、
「いい学校に行って、安定した職についてこそなんぼだ」
「OOはあの高校に行って今どんなことをしてるんだ?」
「OOはあの大学卒業したのに、あんな職についてもったいない」
等々、人の評価を学歴、職歴、収入を中心に判断する人。
そんな父にいつも嫌気がさし、その話になると
「なんでお父さんはいつも学歴とか収入とかで人を測るようなことしか言わないの?」と反論していた。
そんな私に、
「そんなことないだろー」「そういうつもりはないよー」とか言っていたけれど、それ以外の物差しで自分の事や友達の事を話た覚えがない。
さて、ここで考察してみる。
そういえば、うちの祖母(父の母)も物心つく頃から
「みーやん、公務員と結婚しなさい」
「おばーちゃんは本当にラッキーだよ、公務員と結婚して。今こうして補助を貰えるのもおじいちゃんのおかげだよ」
と、やたらと公務員や安定した職の人との結婚を進めていたっけ。
極めつけは
「みーやんが男の子だったらよかったのに」
などの言葉も毎日のように聞いていた。
こうした、背景や価値観って、家族間で代々受け継がれていくんだなーとつくづく思った。
そうやって父も子供の頃から潜在意識にしみこまれるように洗脳されていったんだろうな・・・
父には一度も「女だからOOできない」など言われた覚えはないが、
自分の娘たちに高学歴を与えたいかというとそうでもなかったらしく、いつも「大学に行かせるお金はないからな」と言われ続けて中高を育ってきた。
それに疑問も感じず、それならしょうがないと、一番学費の安い寮つきの都立の看護専門学校へ行くことを決めた18歳の私。
その後、私が看護師の資格を取った時や、それなりに安定した収入を得ている事を見た時、ホットしたように賞賛の言葉をかけてくれた。
しかしながら、看護師5年目で「安定した職」を辞め、海外へ行くといった時、そして、カナダから帰って来て、30歳目前でまたオーストラリアで看護師を目指すといった時は、それはショックだっただろう。
あまり詳細まで覚えていないが、そんなスーパー古風な価値観がありながらも、猛反対をされた覚えがない。なんだかんだで、色々聞いてくるけど応援してくれていた。
オーストラリアの大学へ入りたいと言った時も、資金組で自分一人では出来ないから学生ローンを組みたいから父の名前を貸してくれと頼んだ時も、二言返事でオッケーを出してくれた。
**海外の大学進学にも使える日本の学生ローンについては以下のブログを見てね
nurses-words-and-actions.hatenablog.com
そんな父。
父が生まれ育ってきた環境、祖母からのメッセージ、そして日本社会が与える「常識」や「価値観」にどっぷりつかりながらも、私の破天荒な人生にも付き合ってくれた父に本当に感謝しかない。
今、20代から30代の海外、オーストラリアで看護師になりたい方達と色々話をしていて、
「何歳だから落ち着いたほうがいい」
「安定した看護師のキャリアを捨てて海外へ・・なんて」
「30目前で結婚もしないで海外へなんて・・・」
などの世の中が受け継いできた「こうあるべき」に悩む女性が沢山いる。もちろん私もその中の一人だった。
だけど、70を目前とした父がこうやって少しずつ、彼の価値観を曲げてまで応援してくれたんだから、もっと若くて、柔軟であるべきな私達が自分の味方になってあげられなくて誰が味方になるんだ!って思う。
だから、今 色々なしがらみと向き合い、悩んでいる人。
自分が一番の味方。それを忘れないでほしい。
その潜在意識は自分次第で変えられるってこと。
それでは!
See you soon and have a wonderful day!