有言実行を掲げる国際看護師みーやんのblog

英語力0から始めた国際人への奮闘 オーストラリアで看護師になるまでの波乱万丈の旅路と日常 をえがく

Personal and Professional Values

Hello everyone! How are you doing? 

 

皆さんこんにちは!いかがお過ごしでしょうか?

 

オーストラリアで看護師になりたい方のメンター、現役オーストラリア救命看護師のみーやんです!

 

初めましての方も、常連さんもWelcome Welcome !

 

 

今日はとってもいいことがありました。

感謝のジャーナルを付けるようになって、周りの小さな感謝のできることが増えてきたそんな気がする。

 

とっても小さい事、毎日のできごと、幸せって実は目の前にあることで、何か特別なことではないんだって気づかされた。

 

さて、今回のテーマは、

Personal & Professional Values


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このテーマで色々な所で色々な話をしているが

私のMindset & Self-coaching Program とMentorship Programでも取り上げている大事なトピック。

私達看護師、医療職者全員にとっても大切なawearnessだなと感じたのでここでもお話しておこうと思う。

 

そのコンセプトを始めて勉強したのがオーストラリアの看護学校の最終学年のある一つの教科だった。その教科は最後の学期の、看護師になる超直前にやった教科のものだった。

 

看護師である私達は看護師である前に、一個人であること

その一個人としての価値観は自分の看護ケアに反映してくるというもの。そして逆もあると思う。看護で培った看護観、価値観は自分の人生観に反映していくのだと思う。

 

だからこそ、看護って面白くて自己成長につながる素晴らしい専門職だって心から言える。

 

私の中で、みーやんという一個人の価値観が看護ケアに反映されているなと感じる経験は沢山ある。その影響はよくも悪くも働くことってあると思う。

私の経験からのお話だが、例えば、

私は小さいころから祖父母に囲まれて育ち、共働きの両親と姉のごく普通の家庭で拡大家族の中で育った。だから 3世代上の年の離れた祖父母の年代の人とかかわるのは多く、近所のおばーちゃんやおじーちゃんによくしてもらって育ったわけ。

今考えると、その環境が影響してなのか老年看護はすごく入りやすい分野だったし、今でもご老年の患者との関わりはすごく好きである。

そして、家族が年老いた祖父母を助ける、お世話をするのが当たり前という感覚で育ってきたため、オーストラリアに来て、元気なご老人が老人ホームに入り生活をするとか、老人ホームに入るための貯蓄をするとか、家族に見てもらうという感覚が日本ほど少ない感覚に驚いた。

最初は、なんだかそれが家族の関係が希薄な気がして悲しくも思えたりもしたものだ。

そういう感覚のまま、もし、私が家族やその老人ホームに住んでいる利用者さんに看護師として接した場合、きっと私は哀れみの目で見たり、なんて軽薄な家族なんだと、下げずんだ態度をとる可能性だってある。

 

でも、それは私の一個人の価値観で、それを押し付けることは間違っている。

そして、目に見える事や事実だけがその人の背景ではなく、色々な家族の葛藤や本人の葛藤があっての現実であることを覚えておかなければならない。

 

そう私達の価値観 Personal Value って今まで生きてきた経験や、そこから学んできたもの、そして家族の教えや教育、文化、民族性 本当に色々な要素が入交じって構築される。

でもそれが何なのか、どんな思考の癖を作り上げているのか分からないまま、看護ケアに当たっていては、偏った看護になるだろうし、患者中心の看護はできない。

 

同じ国籍でも、それぞれの価値観、考え方はちがうんだから、国籍、育ってきた環境、民族が違うのならなおさら、自分自身の価値観をしっかり理解したうえで、国際看護師としてかかわりたい。

 

オーストラリアは多民族国家であり、様々な人種が集まる国。だからこそ本当に「Common Sence」と言われる私達の常識は通じない。むしろ常識ってなに?普通ってなに?それこそそんなものが存在するのであろうか?

 

例えば、面会の様子もお国柄がめちゃくちゃでる。ギリシャやイタリア系の家族は大勢で押し寄せてはわいわいやっている。反対にオーストラリア人は日本と一緒で数名多くて2人とかでしっぽりやっている。

オーストラリアの先住民アボリジニーの面会といえば、村長さんが来てしまうくらいそのコミュニティー全体をWelcomeできる体制、(スペースがないと)いけないという事を聞いたことがある。

 

それを踏まえた上で、看護師として、色々な文化・生活・宗教背景の患者家族とかかわっていかなきゃな。としみじみ思った。

 

そういう面でも今、日本で看護師をやっている方も、国際化が進んでいる日本だからこそこの事は知っていて損はないのではないかなーと思う。

 

そして、海外で看護師になりたいと目指している方、是非このことは頭にいれていてほしい内容である。

 

それでは!

See you soon and have a wonderful day!