最近のコロナウィルス状況 in Australia
Hello everyone!
How are you doing?
皆さんこんにちは!有言実行を掲げる国際看護師みーやんです!
初めましての方も、常連さんの方もWelcome Welcome!
今日はゆるーく、最近のコロナウィルスの状況なんかをアップデートしたいと思う。
オーストラリアはどでかい国なので、日本に比べて人口密度も低いし、感染の輪を防ぐのも、修復するのも比較的、簡単とまではいかないが、マネージしやすいのかなと思う。
それでも、徹底していることがコロナウィルスのPCRテストの徹底であると思う。
その話に行く前に、
オーストラリアについてお話してみたい。
オーストラリアは以下の7つの州に分かれている
- クイーンズランド州(QLD)ケアンズやブリスベン、ゴールドコーストがこの州に入る
- ニューサウスウェールズ州(NSW)大きい都市でいうと シドニー
- ビクトリア州(VIC)メルボルンのある州
- サウスオーストラリア(SA)アデレードのある州
- ノーザンテリトリー(NT)ダーウィンのある州
- ウエスタンオーストラリア(WA)パースのある州
- タスマニア州(TAS) ホバートが最大都市
コロナの対策も各州によって違うのが日本と一番違う所なのではないかな?
そして、それぞれの州の中で感染者数がかなり違い、病院の体制も違うのだ。
私が住んでいるのはQLDのブリスベンの近くなのだが、3月のコロナが世界で大ブレイクし始めた時、早々とオーストラリアの国境がしまったのが3月末。
そして一週間もしないうちに、徐々に他の州への出入りも禁止になった。(貨物輸送などの物流は可能)
ここで私達の結婚式も中止に・・・
完全ロックアウトと言われる必需品の買い物と一日一回か二回の運動以外は出入り禁止となったのが4月の頭。
そのおかげで第一波はかなり感染者を抑える形で収束し、
5月くらいから徐々に規制が緩くなり始めていた。
しかし、その傍ら、メルボルンで第二派が起こりはじめ、かなりの感染者数をたたき出してそれについで、NSWもシドニーなどで感染者が増え始めたのが6から7月。
それでも、私の住むブリスベン近郊は幸い皆が、できるだけ外出を控えるという形で、感染者0をずっと保っていた。
ここですごいなと思うのは、
人口密度が低いのも理由かもしれないが、多くの市民が日々、三蜜を守ることができていたからこその成果だと思う。
そして、少しの風邪症状や、不安だと思ったら、PCR検査、効果的にできたことで、感染者の追跡も徹底してデキルこと。早期に検査することで、感染していない人はそれぞれ、普通の生活に戻せることで、余分な不安や不用意な孤立を避けることができていたではないかと思う。
だからこそ、最前線で働いている私たちも安心して仕事をできるし、本当に医療が必要な人にそのサービスが届けられていたのだと思う。
しかしながら、一か月ほど前に起こった「新たな感染者がメルボルンからQLDへ来た!」という所から始まり、オーストラリアでは色々な動きを見せている。
どんな動きがあるかというと
- 新しい感染者が発覚
- 感染者と感染者と濃厚接触のある人の隔離(まずは家族や、友人、その人に会った人)
- それらすべての人の行動追跡
- その行動した先がすべてCOVID appやニュース、FB掲示板などで公開
- その感染者、濃厚接触者が訪れた場所に同じ時間に行った人に連絡が行く、もしくはそれを確認した人が自分で名乗りでる
- それらの人がクリニックや、ドライブスルーのPCR検査所、救命センターなどに行き、PCR検査を受ける
- 検査の結果がくるまで自宅待機する(24から48時間)
- さらにその検査をした人の家族、濃厚接触した人は必ず、その人の結果がでるまで隔離する
という様に、長い経過がり、数件のCOVID感染経路を封鎖していくのである。
日本はどうか分からないが、QLDは今だに勤務もほとんどが自宅勤務か、限られた時しか出勤しない会社が多い。
なので、感染者が出た時、行動追跡をした際の訪れたエリアの数が少ないから このくらいの規模の感染が収まっているのだと思う。
だから、どれだけ自宅待機が重要なのか分かる。
それでも、感染を防げないこともあり、
私の働いている病院の真向かいの病院は公立病院なのだが、その病院で、COVID病棟から、一人の看護師、学生に感染していることが発覚。それを期に一週間前ほどからその病院では200人以上の看護師、その他医療従事者がその看護師と学生に濃厚接触したとして、隔離状態になっている。
200人以上の従業員が働けないのは病院としても、経営や患者の医療提供の質という面でもかなりの痛手になっている。
その分、ご近所である私のいる病院にその影響が来るのは言うまでもなく、
公立病院の患者を一日数名転送させ、うちの病院で診ることになった。
その公立病院から転送される患者はすべて、風邪症状がなくてもCOVIDのテストをすることになっている。
私たちスタッフも、勤務中はマスク着用、ゴーグル着用を義務化
今まで、「どうせ感染者はいない」という頭でやっていたPPEも
最近では背筋がピンと伸びる危機感を持ちながら取り組むようになった。
さらに、病院全体の面会も全面禁止。(出産、ターミナル、子供や痴呆患者の付き添いは一人だけの付き添いが可)
そのため、携帯電話を持っていないお年寄りや、使えない患者さんの家族とのコミュニケーションがかなり重要になってきている。
医者にお願いして電話をしてもらったり、患者に電話をオファーしたりといつもは忘れがちなケアが必要になっている。
それでも、職場の雰囲気は和気あいあいとしていて
お互いが気遣いながら仕事をできているのは
良いチームに恵まれたからだなと実感している
まだまだ、長くなるこの状況を少しでも前向きに取り組んでいきたいよね。
医療従事者のみなさん。本当にお身体に気をつけて。アンパンマンも自分の顔をおげてばかりでは誰も助けられない。
是非 自分自身の身体と心の健康を気遣いしてあげてください。
では!
See you soon and have a wonderful day!