有言実行を掲げる国際看護師みーやんのblog

英語力0から始めた国際人への奮闘 オーストラリアで看護師になるまでの波乱万丈の旅路と日常 をえがく

インポスター症候群と 新入り時代救命ナースの葛藤

Hello everyone! 

こんにちは!みーやんです。

 

初めましての方も、常連さんもWelcome Welcome!! 

 

今日は5日ぶりのお休みで、お掃除に、お洗濯に、今までたまっていた自己啓発のためのプログラムのお勉強にはげみました。

そこでは色々視点から自分自身を知り、自分のキャリアパスを深めていくそんなプログラムなのですが。なによりえEmi コーチの神業的なはっとするコメントがとっても為になるんです。

 

 

その中で、とっても興味深いお話がありました。

インポスター症候群について。

何か目標を達成したり、仕事で良い結果が出たり、成功しても、『ただ私の運が良かっただけ』と思い込み、自分の実力ではないと思い込み、自分に自信が持てていない状態のことです。

ある研究では4人中3人の人がこの Imposter Syndrom を経験しており、そのほとんどが女性にあたるそうです。なんでなんでしょう?

この背景にはその人の子供時代の教育方針や、文化的背景が関係しているそうです。

特に、ステレオタイプと言われる、traditional な考えを持つ家庭で育った幼少期の環境、無意識のうちに、「周りと馴染むこと、調和をもつことがよい」という思考が備わっている状況、「女性は女性らしく、家を守るもの」などの文化的な教育をされて育っつ事などが影響しているそう。

ここで私が特に感じたことは、日本の文化は特にそのような傾向がるな ということ。女性に限らず、「個性」よりも「強調性」や「調和」を重んじる教育がされていること、海外に出てきて、自分の殻を破るのにとても苦労した記憶があります。

 

授業中にも、他の現地の生徒をはじめ西洋文化で育った生徒がどんどん発言しているのに対して、「手を挙あげないと発言できない」「かってに発言するなんて流れを乱す」などの考えにとらわれ、自分の意見が積極的に言うことができませんでした。

 

日本人はだからすごく礼儀正しいし、静かだとか言われ思われがち。それもこの文化的、教育的背景がすごく大きい気がします。

 

それが自分の性格や、日々のコミュニケーション、思考回路、問題解決能力に影響するなんて思ってもみませんでした。

 

そんな経験をしたことがある方います?

 

話は戻して、インポスター症候群。私も経験があります。

看護師の免許がオーストラリアで降りた後すぐに看護師として働いた、シドニーのど真ん中にある某救命センター。シドにーの数ある救命でも一番忙しいといわれる場所で、自分でもその事実を知らず応募。

 

そこで働きだしたはいいが、自分の英語力の低さ、動けなさだけが目につき、まるで「自分自身を見失った」そんな気持ちでした。

ある日、なにか大きな失敗をしたわけではなかったけれど、気持ちがすごく落ちていて、帰りのバス一人で泣きじゃくって帰った。帰宅ラッシュの時間帯だったため、沢山の人が乗っていて、それはもう「泣きまくってる 可哀そうなアジア人」的な目線と、見ないようにしている人と…w

泣いて帰ってきた私をみた現旦那のJoelは 一瞬停止

 

そして今まで何度も思っていたけれど、口に出したら負けのような気がして 言わなかった言葉を私は口にしたんです

 

「I don't know why I am here... I don't know why I became a nurse in Australia...」 

 

「I shouldn’t be working there..」

 

そこでJoelが一言。

「You know why you got the job. You know best....You know you deserve that.」

 

そう。私が一番わかっていなければならないかったのに!

 

いつも自分のネガティブなところしか目に入らなくなって

他の人と比べることしかしていなかったんですね。

 

あの時の私は「この仕事をもらえたのも私がラッキーだったから」と考えていたし

 

なにかよい評価があったとしても素直に受け入れられない自分がいた。

 

これこそインポスター症候群。

まずは、自分自身が自分の味方になたないでどうすんの?!

 

「私なんか」とか「どうせ」などの言葉を使わず、素直に成功を喜ぶ、成果を出した自分をほめてあげなきゃだめだよね。

 

彼にこの言葉を言われてはっとて

こうやって自分の事を知ること。大事です。

 

またDr. Valerie Young によるとこのインポスター症候群には5つのタイプに分かれるそう。

The expert(専門家):

このタイプは全ての知識やスキルを理解していないと『自分はまだまだ』と思ってしまう。自分がこのタイプだと気づかないと、常に新しい情報、スキル、資格を探し、次のレベルの仕事に挑戦したり、新しい何かを始めるのに時間がかかる。

The perfectionist(完璧主義派):

このタイプは全てが完璧では無いといけないというとても高い目標を持っているため失敗するのが怖くて次の行動に移せない。自分がこのタイプだと気づかないと、良い結果が出てもこんな事をもっとやればよかったとネガティブな部分だけを常にダメ出ししている状態が続く。

The natural genius(天然秀才派):

このタイプは全て何でもこなせる事ができ、すぐに理解する事ができなかったり、すぐに問題を解決できる人で、物事が上手くいかないと、恥ずかしかったり、自分はダメな人間だと思ってしまう。自分がこのタイプだと気づかないと、人生、時間をかけて学ぶ事が理解できず、自信を喪失してしまう可能性がでる。

The soloist(ソロ派):

このタイプは何でも自分一人でやらなければいけないと思うタイプで、他人に助けを求めるという事は、ダメな人間=弱点の一つだと思ってしまう。自分がこのタイプだと気づかないと、いつまでも他人からのサポートを拒否し続け、全て自分でやる事が他人に認められる方法だと思い続けてしまう。

The superhero(スーパーヒーロー派):

全てに責任を感じ、自分がボロボロになるまで頑張ってしまい、セルフケアも出来ず、仕事中毒になりがちになってまい、常に働いていないとダメだと思ってしまう。自分がこのタイプだと気づかないと、燃え尽きる状態(バーンアウト)になり、心身のエネルギーが尽き果て、心身の極度の疲労によって、ある日突然、まるで燃え尽きたかのように意欲を失い、社会に適応できなくなってしまう。

 

 

 

自分はどのタイプか知ることで、自分がネガティブな思考を自分でより早くくみ取り、自分をポディティブにシフトできるようになる!

 

自分はどこの部分が多くあてはまります?

私は専門家タイプかなーきちんとした知識が欲しい。理解するまで徹底的に知ろうとするかも。。。わからない事や知識のなさがネガティブにつながるわけですねー

だからこそ、その足りない知識に集中するのではなく、

今ある自分の知識、その過程を評価してあげること。が大事。

 

あと完璧主義なところもあるかも。

いつも自分にダメ出しばかりだしているし、あれも出来なかった、これも出来なかったと 出来ないところばかりに目がいき、うまくできたところに目がいかない。

その傾向を知っておけば、「あ 私またダメ出しばかりしてる。じゃあ 出来たところは何だろう」と考えをシフトできますよね。

改善点を無視しろって言うことではなく、成功点を突き詰めることで よりよい自分を引き出すことができると思うんです!

 

まさにJoelがいっていた事が正しい道に導いてくれていたわけですね~

なんで看護師になったのか、そのシドニーでも一二を争う救命センターで働ける価値あるのは自分が一番知っているだろうってけしかけてもらって

初めてそうだ!

っておもったんです。

こうやって今更ながら振り返って

ありがたやーと思った今日でした。

 

皆さんも自分がどのタイプか考えて、参考にしてみてね~


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ではでは

Have a wonderful day!