有言実行を掲げる国際看護師みーやんのblog

英語力0から始めた国際人への奮闘 オーストラリアで看護師になるまでの波乱万丈の旅路と日常 をえがく

うちの救命センターでCOVID-19 受け入れる!?

Hello everyone! こんにちは!

オーストラリアで救命看護師と働いているみーやんです!

 

はじめてのひとも 常連さんもWelcome Welcome!!!

 

最近ホットな(ちょっと落ち着いてきたけど)ねたで、今回は行きたいと思います。

 

本当にみなさん、このブログを読んでる方で看護師として働いているかた、医療従事者のかた沢山いるともうのですが、お互い助け合って切り抜けていきましょうね!


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私事ですが、4月の初旬に3年付き合っていた彼を結婚したんです。

このコロナが結婚にこんなに影響するなんて思ってもいなかったのですが、、最終的には家族や、友人を呼んでの結婚式を旦那の実家の近くのビーチでやる予定だったのですが、それも中止。

オーストラリアは3月末に鎖国を決定。それを機にどんどん進み、数日後に州のボーダーがクローズ。そしてロックダウン(外出禁止令)に、公的な集まりの禁止、パブやレストラン、ジム、映画館などほとんどの娯楽施設が営業禁止などなど、たぶん日本に比べると早い時期にすべてがシャットダウンされてしまいました。

なので家族、メイドオブオーナ―が海外から来る予定だったのでその欠席が決定、何人か友人が来れないと言われ、結局最終的には会場から中止しますと。

 

3週間のお休みを職場からもらっていましたがそれも無駄になるということで二週間後にホリデーを中断し、職場に戻ることを決定。

それでも、籍は入れたいねという願いから、その当時許可されていた最低限の人数での籍を入れるための式をうちの裏庭で結構。

とおてもアットホームな素敵な式になりました。


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そんなこんなで精神的にもてんやわんやだった3月下旬から、4月いっぱい。

 

本題にやっとはいりますと、オーストラリアのコロナ患者の受け入れは政府と州、また病院のあるヘルスエリアの行政によって日々変更します。ちなみに私の病院は私立の病院の救命センターです。

3月中旬、徐々に羅漢者が出ていた時期

  • 発熱クリニックといって、指定された公立病院内の駐車場や決められたエリアでPCR検査ができる場所が設けられる。
  • 入院が必要な場合は、公立病院のみでコロナ羅漢者は入院させる。
  • 私立にいた私たちは「公立病院だけなんだって。よかった。Public is dirty hospital and we are clean hospital!」なんていって安心していた

 

3月下旬 徐々に重症例や羅漢者がクラスター効果で上昇した時期

  • 公立病院に沢山のコロナの疑われる患者が押し寄せるようにる(その中でも検査の結果が陽性なのはごく一部)
  • 検査結果陽性の結果が出るまでは隔離し、それにあたる医療従事者はフル装備をしなければいけないので大変。
  • 私立病院はというと、外出禁止令で必要不可欠にな外出は禁止なため、いままでちっちゃな理由できていた沢山の患者が救命に来なくなる。だからうちはガラガラだった。(っていうかこれで、どんだけの人が救命救急に救急じゃないのにきてたのかってのがわかりますよね!)
  • 私立病院の予定されていた手術が禁止になり、外科病棟がクローズ。
  • 公立病院でコロナ対応の病棟を増やす必要があるかもしれないから、そこであぶれた入院の必要な公立病院の患者が私立病院に流れてくるかもということで、準備をしだす。


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4月初旬 NYの医療崩壊が流れて大パニック時期

  • 私立病院では受け入れないといっても、それは救急車で来る人だけであって、歩いて受診してきた人で、様態がわるかったらうちで診なければならないということで、仮定の挿管ケースを模擬実験で練習
  • COVID19特有のエアゾールに浴びてしまわないようにするテクニックなど、ICU医師、公立病院の救命の医療チームと一丸となりシュミレーション、ポリシーなどを作成


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4月中旬 COVID19感染者数の上昇が止まりだした時期

  • 私立病院でも重症例以外はCOVID19疑い患者(発熱と風邪症状がある患者)も受け入れ開始になる。(各病院の経営者による)
  • その背景に、救命センターに来る患者数が半分に減ったことで、経済的に打撃をうけたから。
  • 日々変更されるコロナ患者の対応基準に翻弄される日々。
  • COVID19病棟を設ける。
  • 対応としては、一つしかない隔離部屋でモニター管理が必要な患者をみて、それ以外の軽症者は、COVID19病棟で検査を受け、自宅待機。もしくコロナ病棟に入院。ここではコロナ疑い患者で入院が必要な患者はここに移動し、検査結果が出るまで経過観察、対処療法(補液や酸素投与など)を受ける。


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5月初旬より現在 コロナ感染者数の上昇がみられない時期が継続し、外出禁止令が緩まる

  • 救命センターのプレゼンテーション数が激増ーみんなの気持ちも緩んだのかちっちゃな理由で患者がくるは来るは。。。(とげが刺さった、3か月間継続している腰痛)などなど。救命センターは救急患者のためですと言いたくなる人がさっとう!
  • コロナ病棟閉鎖
  • コロナ疑い患者でコロナ陽性の患者がこの2か月で0だったため、コロナ疑い患者も一般病棟に入院することになる。

 

そんなこんなで、徐々に緊迫感がなくなってきている今、第二波が来ないことを密かに心配しているのは私だけ??

第二波の方が第一波より大きくなるパンデミックの例がいっぱいあるだけに恐ろしいですよね?

しかもオーストラリアは南半球だから、今から冬が到来!今日も朝8度とかで寒かったー!

 

インフルエンザとコロナの見分けも難しいし、外出禁止令が緩くなったおかげで、みんなの気持ちも緩み、状況が悪化しないことを祈るのみ。

 

でも、世界的に医療従事者に対して注目が当たっていたり、「ありがとう」と言ってもらうのって嬉しいものです。

 

私の中では、職を失うひとや収入が減ってしまう人もいる中、仕事が必要とされていることに感謝感謝のこの2か月半でした。(マクドナルドの医療者へコーヒー無料にありついてよくドライブスルーへいってたな。。。w)

 

でも、何が大事か知っておく必要もあるし、職場も医療者だってヒーローじゃない。人間なんだって忘れないようにしなきゃいけないと思う。

なかには自分の家族や自分自身を守るために、看護職を辞めたり、自粛している人もいる。そういう決断ができるひとは素晴らしいと思う。

 

なにはともあれ、早く日本に遊びに行ける世界がもどってくるといいな。

 

それでは

See you soon and have a wonderful day!