有言実行を掲げる国際看護師みーやんのblog

英語力0から始めた国際人への奮闘 オーストラリアで看護師になるまでの波乱万丈の旅路と日常 をえがく

オーストラリア看護師と永住権との関係

Hello everyone! 
How are you doing? 

 

皆さんこんにちは、オーストラリア救急看護師で看護師 Emopwerment Metorのみーやんです。

明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします!

 

さてさてこの年末年始にみんな忙しく日々を過ごしていると思うが

私も最近降りた永住権について自分も忘れないうちに書いておこうと思う。


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私はオーストラリアに来たのが2013年の1月。あれから約9年がたとうとしているが、2021年11月ようやっと永住権にたどり着けた。

 

結果から言おう。

私の場合は、もともと看護師の資格を使って永住権につながるスキルドビザをとる予定だったが、点数が足りず結果、現在の旦那とのパートナービザを使って永住権へたどり着いた。

 

なぜ看護師の資格をとりながらも自分でビザを取れなかったのか

今思う改善点はどんなところか

 

あくまでこれは私の経験であり、人によってかなり違ってくるのと、私は移民専門の知識はないのでもし、自分のケースを調べているひとがいたら、専門の人に相談することをお勧めする。

なぜ看護師の資格をとりながらも自分で永住権につなげることができなかったのか

まず、知らない方のために、オーストラリアの永住権をスキルドビザで取るためには国で定められた点数を取る必要がある。

このスキルドビザがまさに、看護師の資格などのスキルを持ってして取れる永住権。オーストラリアに少ない専門職や必要な職業、役職などをリストに挙げられている。

 

そのビザを取るための点数は様々な項目が入っており

例えば、年齢(25から32歳は一番高い点数がもらえる)

オーストラリアでの大学以降の高等教育の有無、場所(大学や働く場所が国が指定している田舎なら田舎ポイントが付く)、英語のレベル、日本で看護師であれば何年看護師として働いたか(何年前の経歴で何年の経験があるか) などなど

もしこの点数について自分でチェックしたい方は以下のリンクからセルフチェックもできる。

immi.homeaffairs.gov.au

ちなみに私が申請したのがSkilled independent visa 189(以下189ビザ) と Skilled Nominated visa 190 の二つである。(以下190ビザ)

この申請をしたのが看護資格取得後すぐだったので2017年の8月。

私の場合、看護師の資格を取ってからその資格を使ってとって、シドニーやブリスベンのように大きな都市に住み、働くという条件にあり、私が申請できた永住権はこの二つだった。

(ほかにも、居住先によっては違うビザの選択肢もあるかもしれないので 参考までに)

この二つのビザの違いは190ビザは簡単に言うと州から降りるビザで、その州で自分が申請する職業である一定期間働く事を約束することで降りる。私はシドニーに住んでいたので、NSW州の190ビザを申請。

NSW州が私を査定して、「この人にビザあげよう」となれば、州からこのビザへの招待が来て、5ポイント自分が持っているポイントに加算される・・・

しかしながら、この優先順位はもちろん個人のポイントの高い順なので、私は当時ギリギリのポイントしかもっていなかったため、一年待ったがNSW州からこの招待が来ることはなかった。

 

また、189ビザではindependent visaというだけに、自分ひとりで賄うビザで、ポイント加算で判断される。

私の場合、

年齢(当時33歳)25ポイント

英語レベル Proficient level (OET All bound B)10ポイント

オーストラリアでの大学学位取得 15ポイント

オーストラリアでの教育 5ポイント

日本での看護師の経験 0ポイント(2017年時点で計6年の看護経験あったが経験が10年以内のもので3年以上になるものがなかったためポイントにならなかった)

オーストラリアの看護師の経験 0ポイント(当時まだ働き始めて一年たっていなかったのでポイントにならなかった)

独身ポイント(自分が独身もしくはパートナーがオーストラリア市民権、永住権をもっていることでもらえる) 5ポイント 

 

計65ポイント 

で、申請した。

先にも述べたように、PRはポイントが高ければ高いほどよく、スムーズにとれるし、優先的に降りるようだ。なので、私のようにギリギリの点数は時間がかかると説明を受けた。大体最低限のポイント(申請当時は60ポイントからプラス10から15ポイントは持っていたほうがいいといわれた)

😑「・・・ということは75から80ポイントなければいけないのか?!」

 

 

そんなこんなで、申請して一年が過ぎたころ、なんとPR申請ができる最低ポイントが

60から65へ引き上げになってしまったのだ。

 

その時点で、私のオーストラリアでの看護師としての職歴が一年を超え、そこを追加しても点数は70点。どちらにしても申請自体はできているがPRがおりるには程遠い点数しかなかった。

 

そこで、移民弁護士に言われたのが、

IELTSで8をとるかOETでAをとるとか、田舎ポイントが申請できる場所に引っ越すか、さらに、credentialled community languageといって、オーストラリア指定の母国と英語通訳翻訳の資格をとってポイントを稼ぐか・・・という選択肢もあるといわれた。

 

結局、私はこのcredentialled community language について調べたが、日本語の通訳翻訳テストを受けるためには予約が必要であり、自分が当時持っていたビザ(post graduation visa) の期限内に受けることができないことが判明。

 

IELTSで8をとるなんて・・・無理!と思った私は自分でPRをとることは断念。

当時、婚約していた現在の旦那とのパートナービザに切り替えることにしたのである。

 

今、思うと後悔してたこと・・・

いつも「年齢はただの数字だ」なんて言っているけれど、この時ほどもう少しはやく物事を進めていたらよかったと後悔したときはない。

 

33歳でオーストラリアの看護大学を卒業し、看護資格取得し、PRを申請したが、もし私が一年早く大学に行って、資格をとっていたら年齢はマックスの点数をもらうことができたんだよな~とか・・・(30point)

数年はやくオーストラリアで看護師を目指し、うまくいっていれば日本の看護師の経歴6年もポイントとして使えのにな~とか・・・(5年以上8年未満は10ポイント)

 

もし、大学行くときに田舎ポイント考慮していれば田舎の大学に行ってポイントを稼ぐこともできたのにな~とか・・・(田舎ポイント5ポイント)

 

本当に過去をさかのぼればきりがない・・・

だからこそ、私のクライエントさんやこうやってこのブログをこんな長く読んでくれてる皆にも後悔のないような時間をすごしてほしい!

 

ここで上げたのはただの私の経験だけど、たぶん沢山の人がぶつかるポイントだと思う。

年齢や大学の場所、日本での経験なども time sensitive な部分もたくさんあるので、知っているのと知っていないで計画をたてるのでは格段に差がでてくる。

 

・・・とは言いつつも、私の二年のカナダの留学やオーストラリアでの二年のワーホリ、そしてシドニーにいなかったら出会えなかったであろう家族のような友人たちと、今の旦那の存在を考えると、やはりその経験が無ければ今はないとは思う😊

 

 

あの時こうすればよかった、ああすればよかったと思うことはいくらでもできるよね。

 

だからこそ、今私が同じように悩んでいるひとや情報を求めている人にこのブログが届けばいいなーと思う。

 

最後に、このブログを書いているのが2021年12月。2020年からCOVIDのアウトブレイクによってビザ関係も本当にいろいろ変わってきている。今は看護師を使ってのスキルドビザ(189ビザ190ビザを含む)は優先的に交付されているとのことなので、私が申請した2017年の状況とは大分変わっているようだ。

 

 

それでは!

 

See you soon and have a wonderful day!