有言実行を掲げる国際看護師みーやんのblog

英語力0から始めた国際人への奮闘 オーストラリアで看護師になるまでの波乱万丈の旅路と日常 をえがく

オーストラリアで妊娠とコロナ渦

Hello everyone! How are you doing? 

 

皆さんこんにちは!

 

初めましての方も、常連さんもWelcome Welcome! 

オーストラリア現役救命看護師で、国際看護師になりたい方を応援する看護師メンターのみーやんです。

 

ブリスベン近郊はめっきり涼しくなり、ちょっと羽織るものが朝晩は必要になってきました。

 

インスタグラムでもご報告させていただきました通り、初めての妊婦生活をオーストラリアで過ごしております。皆さん、暖かいメッセージ本当にありがとうございます!

 

そこで産褥事情をお話する前に、このご時世にちなんで、コロナのワクチンについてのお話をしたい。

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前にも書いたが、オーストラリアでもついにコロナウィルスのワクチン接種が開始となった。一般的な詳細については以前も書いたのでそちらを見てほしい。

 

nurses-words-and-actions.hatenablog.com

 さて、じゃあ、妊婦である私はどうか?ということ。

私達最前線(救急、クリニック、呼吸器等・・・)で働いている医療従事者は一番最優先で接種が開始された。

そして上のブログを書いたころはその駆け出しのころ。

あのあと、2週間くらいでほとんど全ての看護師、医師がうちの救急ではワクチン接種が終えられた。

 

私はというと、妊娠中であることからまずは病棟師長に妊婦のワクチン接種に関するパンフレットを貰い、担当の産科医に相談することにした。

 

そのパンフレットには基本的に妊娠中のコロナの予防接種は進められない事。

なぜなら、妊婦に対する人体実験はもちろんしていないため、その副作用が不明であることがあげられていた。

 

産科医と話した時も、オーストラリアは今のところ、この母体、胎児に対する副作用が不明であるとともに、地域での感染はなく、感染の恐れは非常に低いことからコロナワクチンの接種はしない方がいいという事だった。

 

もし、この感染のリスクが高い(地域感染のケースが出た場合など)は職場異動とかも視野に入れてもいいんじゃないかとのことだった。

 

という事で、今回コロナのワクチンは接種しないことにした。

 

ところで、副作用に関してだが、

最近の救命への来院理由のかなり上位を占めるのがコロナワクチンからの副作用がある。

 

この副作用にも色々あって、重篤な例から言うと血栓である。

ワクチン接種から血栓(深部静脈血栓・肺塞栓・心筋梗塞・脳梗塞・・・)

とにかく血栓の場所によれば、とっても大きな障害が残ったり、重篤度も上がるわけだが、ここで、誤解のないように言いたいのだが

 

私が実際に見たワクチン後血栓が発見された患者さんの殆どが、100%ワクチンが原因での血栓とは言いがたい状況にあることを前置きとして言っておきたい。

血栓が発見されたほとんどの人が過去にDVTやPEといった血栓系の疾患が既往歴にあったひとだったり。

膝の手術をして安静度に限りがある人だったり。

超高齢者であり、全身状態がもともと悪い人だったり、寝たきりの人だったり・・・

とにかく背景にそれを誘発させるものがある人がほとんど。

なので、ワクチンの副作用としてかたずけるのは???な所もある。

 

その他の副反応としては

下痢、嘔吐、倦怠感、悪寒、発熱、

このあたりは、副反応として予測されており、その症状が出ても様子を見るよう言われているはずなのであるが、恐れからなのか、待てずにしびれを切らしたのか、救命に来れば治してもらえると思っているのか分からないが 救命センターにかかるひとが絶えない。

 

来ても私達としては対処療法しかできず、混んでいれば緊急度は低いので待たせることになる。自宅療養できるのであれば少し考えてほしいものだ。

 

すこし厄介なのが高齢者が上記のような症状で来院するケース。

なにが厄介って患者さんが厄介なのではなく、高齢(しかも80歳以上とか)だと、これらの緊急度が高くない症状でも長引くと重症化してしまう可能性があるから。大抵の高齢者は腎機能が下がっていたり、他にも心臓病、高血圧、肝臓障害、糖尿など様々な持病を抱えているため、たかが下痢でも二・三日続くだけで重篤化してしまう可能性があるわけで・・・

 

そういう人は是非気をつけてもらいたい。

はたしてどこまで、ワクチンの利点が副反応からくるリスクに打ち勝つか・・・疑問なものだ。

 

では!

 

Have a wonderful day!