有言実行を掲げる国際看護師みーやんのblog

英語力0から始めた国際人への奮闘 オーストラリアで看護師になるまでの波乱万丈の旅路と日常 をえがく

オーストラリアの看護師の可能性!

Hello everyone! 

 

How are you doing? 

皆さんこんにちは!

 

有言実行を掲げる国際看護師。。。

という所を変更したいと思います!

 

オーストラリア救命看護師であり、メンターであるみーやんです!

 

この二週間、ブログの更新を怠っていましたw

というのも、初めて Mindset Workshopを開催いたしました!

将来、海外、オーストラリアで看護師として働きたいという方々を対象に、二日間にわたり、国際看護師に必ず必要になるマインドセットについて、受講者に積極的に参加してもらう形で、行いました。

 

様々なポジティブなフィードバックを頂き、本当に色濃いものになりました!

受講してくれた方々、ありがとうございました!

 

その中でも特に皆さんに好評をいただいたのが、Self-condifenceについてのお話!

私達日本人として生まれ、育ったその背景、文化や習性は美しいものだけれど時に、負に働くことがある。

 

その事に気づいてもらいたかった。

さて、今そこに気づいて 自分でOutputしていく!

それが大事。

無料のワークショップ、無料の情報は沢山ある中、

 

それを継続していく事、習慣にして行く事が大切。

 

今回のワークショップで、どうやって継続していくか、ヒントお話しましたが

その後は自分次第。

どんなことに挑戦するにも、このマインドワークは必ず必要になってくる。

 

さて、挑戦といえば、

看護師には様々な可能性があることについて考えたことがありましたか?

今日はオーストラリアでどんな風に看護師が活躍しているのかお話したい。


f:id:NURSES_words_and_actions:20201023193840j:image

 

私は、オーストラリアの正看護師として3年目。救命救急センターで正雇用フルタイムで働いている。

 

フルタイム vs パートタイム

フルタイムは週40時間で 病棟によれば、8時間勤務(週5日)の場所もあれば、12時間勤務の場所もある。12時間勤務をした場合、週に3日しか働かなくていいので、拘束時間がすくない。

 

なので、二つの病院で働いているひともいる。一つの病院をメインとして正雇用フルタムで、週3で働き、他の病院で週一などで働き、がっつり稼ぎたい人に人気の働き方である。

 

パートタイムは週32時間以下で働く看護師。

お子さんがいる方や、他のクリニックや病院で掛け持ちしているひとに人気の働き方である。

 

正雇用(フルタイムとパートタイムがある) vs カジュアル

正雇用はもちろん、年休や、病欠、ケアラー公休、週末手当、祝日手当等がきちんともらえる。前にこのお給料に関しては詳しく書いたので、そこも参照してもらいたい。

 

nurses-words-and-actions.hatenablog.com

 カジュアルは病院が雇用している、病欠の穴やシフトの穴を埋めるための要員で、お給料がシフトが安定しないため、正雇用より時給が高い。

もちろん週末手当や祝日手当ももらえる。

なので、フレキシブルに働きたい、シフトで固定されていないほうが自由で好きという人にはいいポジションになる。ただ、公休などの保証、シフトの安定性はない。

 

都心 vs 田舎

オーストラリアならではの話なのだが、看護師の仕事もどこで、看護師として働くかによりかなり違ってくる。都心にある病院や、施設で働く看護師はみんなが想像できるように、日本の看護師と仕事内容はそんなに変わらない。

 

しかし、オーストラリアのド田舎の看護師となると本当にこれはスペシャリティーになるのではないかというほど特別なのである。

Rural Nurses とか Remort Area Nurses とか呼ばれる。

大学の実習でも、希望すれば行く事ができるが倍率が高い。なぜかと言うと本当に特殊だからだ。

どう、特殊かというと。。

このRural/ Remort areaと言われる場所はほんとうに 電車やバスはもちろんなく、病院も地域に一つしかない、医者も一人。(病院に住んでいるとか。。3か月間で変わる交代制とか)少し離島ナースなどと似ているのかもしれない。

医療機器や、資源は限られているので、ヘリで大きな病院へ重症の場合は運ばれる。

医者が一人しかいないとか、医者自体がその病院にいなく、遠隔で指示を得るなどが日常茶飯事なため、看護師が色んな事をする。どこまでやるかは、ご想像にお任せするが、とにかく看護技術はかなり上がると思う。

お給料も都心の看護師よりもいいし、引っ越しだい、家賃、車の費用まで国から支給される。

私が、ワーキングホリデー2ndビザを取るためにいたファームは舗装されている道路まで5時間かかり、そこからさらに、病院のある村まで行くのに5時間かかる場所にいた。

もし、病気になったら?

10時間かけて一番近い村の病院まで行くことになる。

でも、そこでも何もできなかったらダーウィンにある大きい病院にヘリで行く事になる。その村で働く看護師に話しを聞いたことがあったのだが、アボリジニの多い地域だったり、”タフ”なファーマーが多かったりするため、信じられない外傷患者や、病気が重症化していたり、様々なな慢性期疾患を併発していて、重症化していることが多いとのこと。

 

でも旅行が好きで、看護技術を上げたい、お金を貯めたい、ビザのポイントが欲しい人にはとてもいいオプションである。

 

スペシャリティー

外科・内科

救急・ICU・ハイケア

CCU

透析

癌科

産科・乳幼児・NICU・

小児

老年(リハビリ・老人ホーム・リタイアメント施設)

精神(在宅ケア・慢性期・急性期・超急性期・牢屋)

オペ室、リカバリー

在宅

クリニック、スキンクリニック、美容クリニック

 

 

などなど、様々な分野でスペシャライズさせることもできる。特に特別な分野で働くから、正看護師以外の資格が必要かというとそうではなく、経験を問われることはあるが、トレーニングは入ってから積むことができる。もしくは、新卒プログラムを使って未経験者でもそれらの分野に入りこむことも可能。

田舎に行けば行くほど、未経験でもアピール次第で働くこともできる!

 

その他

Doula**

ケースマネージャー***

トラベルナース

ヘリナース

これらは特別なトレーニングか、資格が必要だが、看護師の知識を使って出来るもの!

**Doula(ドゥーラ)というスペシャリティーを知っているだろうか?

日本では聞きなれないものだが、看護師の資格がなくてもなれるお産に関わる仕事である。詳しく言うと、妊婦さんと共に、お産、出産に対する身体、精神面、の総合的なケアをする、Non-Medicalなスペシャリティーである。妊婦さんとその家族のニーズを、病院や、助産師と橋渡ししたり、妊婦さんがその人らしいお産ができるように介入する人である。

 

***ケアマネージャー

ケアマネージャーはソーシャルワーカーとまた違う立場の職種で、医療系のバックグラウンド(正看護師の資格など)を利用して、できる職種である。利用者の在宅、医療・看護・リハビリケア、精神、アルコール、ドラック、DV、施設入所など介入は多岐にわたる。

 

 

ということで、

今日はオーストラリアで、正看護師の可能性を紹介した!

今度、オーストラリアの看護師にも沢山グレードがあるので紹介したい。

 

今日紹介したもの以外にもいっぱいあるので、

自分の興味のある分野をきわめていくにも、色々挑戦するにも、自分の生活と仕事を区別して働き方を選びたいひとにも、とても面白い国ではかなと思う。

 

では、

See you soon!

Have a wonderful day!

 


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