有言実行を掲げる国際看護師みーやんのblog

英語力0から始めた国際人への奮闘 オーストラリアで看護師になるまでの波乱万丈の旅路と日常 をえがく

シドニーでシェアハウスを運営していた話

Hello everyone! 

 

How are you doing? 

 

皆さんこんにちは!オーストラリア現役救命看護師、メンターでもあるみーやんです!

 

さて皆さん、いかがお過ごしですか?

初めましての方も、常連さんもWelcome Welcome!

 

早速今日の本題にはいってみよう!

 

実は私、シドニーにいたころ、シェアハウスの運営をしていた。

その時の話をしようと思う。


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運営ってなに?なにをしていたの?お金を貰えるの?

いえいえ

違います。運営というか、自分が住んでいたアパートの部屋を貸しに出し色々やりくりしていました。英語で言うとsublet(自分の住んでいたアパートの部屋をまた貸し)していたわけです。

 

これは、私がシドニーに住んでいた頃、看護大学に通っていた間とその後の三年位の事。

シドニーは知る人は知る、家賃がすごく高いんです。

私はシティー市内には住んでいないものの、電車で15分圏内の場所に住んでいたので、結構場所的には交通の便利のいい場所にすんでいた。

 

でも、週20時間しか働けな苦学生(学生ビザは働くことのできる時間にリミットがある)にとっては、少ない収入をどうやりくりするかが本当にサバイバルなわけ。

 

私の場合、学費は学生ローンをすべて当てて、生活費はこの20時間で働くことで得られるお金で賄っていた。

**学生ローンについて知りたい方はこちらのブログを読んでね★**

 

nurses-words-and-actions.hatenablog.com

 この状況で、生活費を大きく分けて出費は・・・

  1. 家賃
  2. 交通費
  3. 交際費
  4. 食費

この4つに分かれる。この中でも大半以上を占めるのが家賃である。

私が住んでいた場所のシェアハウスもしくは、フラットの家賃相場は普通の一人部屋で 週$220~280。もちろんキッチン、リビング、トイレはシェアである。(もちろん、日本みたいに一人で1RKとかにすんだらもっとする** 週$400~600**ので、基本シェアする人が多い。)・・・ということは一人部屋で一か月$2500位する(日本円にして23万位?)

 

もっと安く済ませたければ、シェアハウスの一人部屋ではなく、シェアルームになってもっと安く見つけることができるが、現実的に、大学の実習やら課題、その当時のバイトは看護助手の仕事だったため夜勤や準夜勤もありシェアルームはもうこりごりしていて、一人部屋でなければ生きていけない事はわかっていた。

 

そのため、より経済的に快適に、お金を節約する方法を考えた。その結果出てきた答えが、私がシェアハウスを運営すれば、自分の家賃が節約できるのではないか!と考えたのである。

 

しかも、当時カナダで留学した時に出会ったドイツ人の女友達(カナダでは彼女と家を借りるくらい仲の良い女友達)、アンジがシドニーにワーホリ出来ていてどうにか二人で安くアパートを借りたいということになり、その子とともにこのシェアハウス運営のプロジェクトを始めた。

 

 

物件探し

最初に必要だったのは

まずは、いい物件探し。場所は私の大学がシドニーから二時間半電車で南下したところにあったので、その大学に一本で行ける場所(路線)で駅から近い物件、かつ シドニーで働いていたアンジの通勤にも困らない電車で15分圏内の場所に定めた。

そして、結果3DKで、2つバストイレがついているの物件が一番理にかなっていることが判明。

なぜかというと、私とアンジはそれぞれ一人部屋を持ち、シェアのトイレ・シャワーを使う。フラットメイトとしてもう一人を探すことで、その子にオンスイート(バス・トイレ)付きのベットルームを使ってもらうことでその子には少し高めに払ってもらう。

 

実際の配分だが

当時の3LDK2Bath で週$665 ほどの物件を借りて

私が一番小さなベットルームだったため$170/週

アンジが$220/週

その新なフラットメートが$350/週

この金額には光熱費・インターネットが含まれる。

という配分だった。

また、車の駐車場が一つついていたので、それも貸しに出していたのでそこのお金はインターネットや光熱費に回して節約していた。

こうやって見ても、平均の家賃から考えると安い。しかも、自分でシェアメートを決められるのもメリットである。

 

家具調達

このシェアハウス運営の話が出るまで、既存の家具付きシェアハウスを転々としていたため、最初私たち二人とも家具という家具が全くない状況からはじまった。なので、3DKのアパートの家具を集めるのも大変な作業だった。もちろんお金もかかる。

しかしながら、シェアハウス事情が流通しているシドニーだからこそ、使い古しの家具をネットで買うのは難しくない。

ソファーやTV、TVユニット、テーブル、机、ベットx2、洗濯機、ダイニングテーブルに椅子、などなど、いろいろセカンドハンドのものや安いIKEAの家具を買いそろえた。

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(結構おしゃれにみえるでしょw)

 

賃貸・インターネットや光熱費の契約

その他の契約などとして必要だったのが、もちろん賃貸契約、インターネット、光熱費の契約である。

一番最初の契約は契約書やemailや電話でのやりとりはすべて英語(あたりまえだけどw)なため、そこで自分のcomfort zoon を乗り越えられたようですごく勉強になった。

賃貸の契約では、メインの契約者を私にして契約を進めたのだが、最初に収入や貯金額、賃貸歴などを提示して「この人は安心して部屋を貸せる」という査定をしてもらうのだが、当時私は学生ビザで、収入は制限されている(週20時間しか働けないから)。さらにアンジも正社員の仕事や定期的な収入はあったものの、ワーキングホリデーのビザだったためどちらも永住権がなく外国人という状態でほんとうに借りれるのかな・・・と結構賭けだったが、見事査定に合格。

 

今思うと、たぶんだが、私の銀行口座の貯金額とアンジの定期的な収入があったのと、そこまで競争率の高い物件ではなかったのが功を奏したんだとおもう。

(私の銀行口座の貯金額は当時、すべての学生ローンでかりた大学費用がそのままあったため見た目てきには十分あるように見えたんだろう)😂

 

特にきちんとコミュニケーションをとることは大切。特に不動産屋との契約更新などは家賃値上げを吹っかけてきたり、契約書をきちんと理解していないと急に家賃を上げますという通知がきたりすることもあったため、交渉するためのスキルも上達したなと思った。

 

フラットメートの募集

リアルは話、シェアハウスの一番の問題って結構人間関係だったりする。

これはその人の生活スタイルだったり、汚い人、掃除しない人、汚い食器をそのまま放置できちゃう人、友達をよく連れてくる人、などなど色々いるためもちろん合う合わない人っているじゃない?

海外でシェア経験がある人は本当に共感してくれることなんじゃないかなーと思う。

だからこそ、自分達で自分が求めているシェアメートを探せるという意味では、シェアハウス運営はすごくよかった。

私の場合は

flatmates.com.au

このウェブサイトを使ってシェアメートを探した。

Gumtreeなども有名なオーストラリアのサイトもあるが、このサイトは結構おすすめ。

私の場合は、できるだけ長期で住んでくれる人、ワーホリで短期で部屋を探している人よりは、学生や社会人の人を求めていたのでこのサイトは結構ローカルの人やオーストラリアに長期滞在している人が多いのがすごく私の希望にマッチしていた。
上記のサイトは本人の写真を載せる人が大半で信用度も高いのもいいポイントである。

ただ、だからこそお安い物件はあまりないので、お金が優先順位であるバックパッカー・ワーホリ時代はgumtreeを使っていた。

 

www.gumtree.com.au

 

**ちなみにGumtreeは物件だけではなく、仕事探しや、家具探し、家具を売りたいときとかでも使えるよ**

 

最大のリスク

この運営で学んだ事、最大のリスクはやはり 家具などをそろえた後の出費に合わせて、シェアメートが出ていかなければいけない時のそこの穴を埋められないかもしれないリスク。そして、人探しのプレッシャーだった。

アンジと始めたこのプロジェクトだったが、アンジは一年でワーホリを終えて出て行ってしまうこともあり、一人で運営していた時は結構色々考えた。

しかしながら、何人もインスペクション(内覧)に来てもらって面接かのように色々質問をしたかいがあって、とっても良いシェアメートに出会えた。


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最大の利益

やはり最大の利益はお金である。

最終的に一番最初のアパートは6カ月で出ることになるが、2つ目に契約したアパートは2年半くらい住んでいた。そのアパートは同じ3LDK 2 bathで$650から始まった。地価の上昇にともなって、契約更新事に30ドルほど値上がりはしたが、それに合わせて各部屋の家賃を上げることで、私自身、週110ドルほどで住むことが出来た。

シドニーの家賃事情を考えると本当に格安で生活費をかなり抑えることが出来たわけだ。

毎回のシェアメート探しやその他の管理で手間がかかる分の報酬だと思うとやってよかった事の一つである。

 

 

おわりに

前回の浪費と投資の違いにも繋がってくるけれど、最終的なメリットを考えての支出は投資であり、最初の家具を買う事や契約時のデポジットなどの痛手はあったが、最終的には私の家計を助けることになった投資だったともいえるだろう。

 

だから、今海外で結構苦しい生活してるんです、どうやってやりくりしていましたか?という質問をくれた方、こんな方法もあるので参考にしてもらいたい!

 

 

では!

See you soon and have a wounderful day!