オーストラリアの看護大学の選び方
Hello everyone!
How are you doing?
皆さんこんにちは!オーストラリアで現役救命看護師をしつつオーストラリアで看護師を目指している看護師さんのメンター・みーやんです!
初めましての方も、常連さんもWelcome Welcome !!
今は連勤中・ど真ん中。最近本当に毎日のように忙しい。
うちの救命はOpenして二年がたつ、まだまだ新しい救命センターなのだが、やはり徐々に周知されてきているせいか毎日列が並ぶほどの忙しさ。
私立の救命は待ち時間が少ないことが利点なのに それでもかなり待つようになってきてしまっているから大変。。
どれだけ救命センターに用がある緊急度の高い患者がいるんだ・・・と疑問に思う日々。50%が絶対緊急度は高くない。もっとGPが上手に働いてくれればいいのに・・・と思う今日この頃。
さて、今日のテーマは
オーストラリアの看護大学の選び方
前にも話したがオーストラリアで正看護師になりたいなら、日本の看護の大学学位を持っていないかぎり、オーストラリアでは現地の大学に進学しなければならない。
私が当時大学に進学したときは日本の専門・短大卒だと2年の学位(一年免除される)も結構あったが現在はほぼ3年(現地の看護大学の学位は3年制)に行かなければならない。
少なくはあるが、まだ現時点で、日本の専門、短大卒の資格があれば二年で学士号がとれる大学も存在するのでそこは早めに申し込みのが出来るように手続きをすすめていきたいものだ。
よく聞かれるのがどこの大学がお勧めですか?いい大学ですか?という質問。
正直日本のように、どの大学だから看護師になった時に就職しやすいとかはない。偏差値が高いから有利とか、有名な大学だからいいとか
全く気にしなくてもいい。看護資格を取ってしまえばすべては一緒。就職に有利か有利ではないかは大学の知名度やランク、成績の内容でもなく実習中に沢山いいreference があるかとか、どんなビザがあるかとかそっちの方が重要になってくる。
じゃあどこの大学がいいのか、どうやって決めたらいいのか?という事になる。
私が思う大学選びの重要項目をシェアしたい。
オーストラリアの大学の選び方
大学の場所
3年行く大学だからこそ、そこが生活の基盤になるのだからロケーションは大事。
どんな所に住んでみたい?
オーストラリアにも色々特色があるが、どんな場所に住んでみたい?
海沿い?大きな都市?どんな気候がいい?
シドニー?メルボルン?ブリスベン?ゴールドコースト?サンシャインコースト?ケアンズ?ダーウィン?パース?タスマニア?アデレード?
場所によってかなり生活費が異なる。大きな都市、人気な都市になればなるほど家賃は高い。けど交通の機関は整っている。また、大きな都市ではなく、田舎に行く利点は、永住権を取る際、田舎ポイントが稼げる可能性があることも大きい。
これは大学を決めるときから考えておくととてもいい。だって看護師になっても働くビザがなければ元もこもないのでね★
通学はどの範囲で可能?
通学はどのくらい出来るか(電車での通学?バスでの通学?自家用車での通学?徒歩圏内?)リアリスティックに考えて、ココは生活費に加えて電車があるのか?バスがあるのかそしていくら位かかるのか?
もし自家用車にするなら駐車場代だってかかる。大学生中は働ける時間が限られているので結構計画を立てる際は重要になってくる。
ちなみに、私はシドニーに住んでいたのだが大学へは電車で二時間かけて通っていた。それについては以前書いたので読んでほしいのだが、、
nurses-words-and-actions.hatenablog.com
ロジカルに考えて、自分がどのくらいの距離を通学に費やせるのかを考えることが必要。私は2時間の電車通学が全く苦ではなく、むしろ電車にのっている時間が勉強に集中できたので無駄な時間と全く感じなかったが
人によってはその時間は時間の無駄と考えるひともいるだろし、電車やバスの中で勉強に集中できない人もいると思う。私の友人は後者だったのでシドニーからその大学のある町に引っ越しっていった。その際、私たち貧乏学生にとって問題になるのが、その土地でアルバイトを見つけられるのか?田舎であればあるほどアルバイト先で通勤できる範囲に仕事があるかどうかは結構重要な要素になってくる。自家用車がなければなおさらである。
大学費用
もちろん大学に行くのだからそれなりの金額がかかるわけだけど、お金は絶対忘れてはいけない要素。というか私も含め、皆が不安になるようそ。
大学によって費用は大きく異なり、同じ三年制でも100万ほど違う場合もあるので、比べてみることをお勧めする。
そして、3年通わなくてもよい場合2年で学位が取れる大学が数大学あると前に述べたが、もしそこに入り込めるならもちろんその大学の方がいいに違いない!だって300万円~400弱の金額をセーブできるのだから!
奨学金は使える?
費用捻出のための大きなパートを担うのが奨学金や学生ローンの存在。
ここで気を付けてほしいのは、オーストラリアの大学の奨学金は様々あるが、外国人(私達留学生)にその奨学金を受け取る権利があるのかきちんと調べること。
私達は永住権がない限り、要はよそ者。なので、留学生にでる奨学金はとても少ない。なので、奨学金を当てに大学を決めようとしているひと。その奨学金は本当に留学生に適応されるのか確認することをお勧めする。
ちなみに、私が使用した学生ローンはよく間違えられるのだが、奨学金ではなく、「学生ローン」であり、さらにオーストラリアの物ではなく、日本の学生ローンである。なので何も問題なく借りられた。
教科書代
大学でかかる費用は大学費用だけではない。もちろん教科書代もかかる。そして新しいものを買おうと思ったら全部で100万くらいかかるんじゃないかと思うくらい高い。
なので、ほとんどの人がすべては買わず、使えそう、よく使う教科だけ買ったり、図書館で借りたり、先輩から買ったりする。
私の場合はというと、教科書一冊も買わなかったw
どんな風にやりくりしたかというと、授業で使う場合は図書館で借りる、使うページだけコピーする。友達から借りてコピーするなどなど 地道に節約したw
なので教科書なしでもいけることは行ける。
願書締め切り日
これはよく見かける落とし穴。大学入学したいと思っていてもあと一年ある、二年あると思っているうちに実は大学の願書の締め切り日が過ぎてしまった、定員に達してしまったのでその大学をあきらめなければならない!
なんてことにならないように、きちんと前もって予定を立てておくこと。
人気のある大学は1年前に定員オーバーで締め切りとか色々あるので注意してほしい。
特に、COVID-19の影響で定員数を減らしている大学もあるそうなので、早めに目標、計画を立てるのがすごく大事。
ここで早めの計画がすごく大事な意味をもっと強調したい。
日本で専門・短大卒が行ける2年で学士号が取れる大学に行きたいのなら、早めの計画は必要不可欠。なぜなら、その学部がある大学は数少ないのと、みんなその短く終わる大学に行きたいのは同じなので、人気なのだ。だから定員数だってすぐ埋まってしまう可能性だってある。
じゃあ、早く願書をださなきゃ!と思って色々調べ進めて行って
実は専門の時の卒業証明書や、シラバス、カリキュラムや成績証明書を英語訳にしたものが必要となる。
厚生労働省から交付される看護師免許の英訳が必要となる。
勤務していた病院からの勤務証明書の英訳が必要かもしれない。
そして第三者が準備するその記録類は時間がかかるかかる・・・
そうこうしているうちに定員に達してしまったなんてことになったら悔しくて夜眠れない日々を過ごすだろう・・・
だから!
早めの計画、それに対する具体的な目標・action planが必要なのだ!
力が入ってしまうが、
やはり、やって後悔するよりやらないで後悔することのほうがよっぽど心にくる。
だからこそ、2021年後悔しない年にするために!
きちんと目標、行動できる計画をたてましょう!
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