有言実行を掲げる国際看護師みーやんのblog

英語力0から始めた国際人への奮闘 オーストラリアで看護師になるまでの波乱万丈の旅路と日常 をえがく

なぜオーストラリアで看護師になるか。

Hello everyone! こんにちはー

 

有言実行を掲げる国際看護師ことみーやんです!

 

初めましてのかたも、常連さんのかたも、Welcome Welcome❕

 

このブログを始めて一か月がたとうとしている。

 

始めてから、読んでもらっているのかな?なにか誰かのサポートができてるのかな?と

もやもやしていたのだが、

 

すごくうれしいことに、

 

そんな風に モヤモヤしているときにかぎって、暖かいメッセージをいただいたりして

 

励ますつもりが、逆に励まされてる。なので、個人的に連絡くださった方々、本当にありがとうございます!

 

「みーやんさんのブログを読んで励まされています」や、

「すごくモチベーションが上がります!」

「 OET頑張ってみることに決めました!」

 

など、すごく前向きな言葉をもらって 

こっちまで前向きになっているみーやんです!

心に秘める言葉をout put していくってすごく大事で、そこで整理されることや、気付くことが沢山あるとおもうので、InstagramでもこのBlogでもよかったらあなたのストーリーを教えてください!

 

さてさて、

 

今日は何の話をするかというと、

「なぜオーストラリアで看護師をすることに決めたのか」という理由についてはなしたい。


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私の場合は、カナダの留学を経てのオーストラリアの移住なのだが、ぜひその部分は一番最初の自己紹介ブログをみてもらいたい。

英語圏の国でどこか、看護師として働ける国はないだろうか?

と、カナダから帰国後探していたのが私のスタートである。

 

よく問い合わせもらうなかで、なぜカナダではなくオーストラリアにしたのかという事。他の私の考えた英語圏の国とくらべて何がちがうのかを書いていきたい。これは一個人の意見であり、8年前の状況なので現在は変更点などがあるかもしれないので その辺はあしからず。

 

1.オーストラリアの看護師登録は州別ではなく全土で統一されており、分かりやすく 場所を変えても看護師として働ける

どういう事かというと、カナダや、アメリカの看護師登録には、それぞれ、住んでいる州によっで、看護師登録の必要要項が違う。私が調べたのはカナダのBC(ブリティッシュコロンビア)だたのだが、(当時8年前なので変わっていることもあると思うが)その看護師資格に必要な資格や、条件が州ごとに違うということをしり、どこの州に行くのかも決めていなかったこともあり、すべての州を調べるのは大変だなっと思ってしまったのだ。

 

さらに、外国人に人気の州(ブリティッシュコロンビアやオンタリオのように)は少し必要要項が厳しめになっているとのことを知った。

アメリカも、州ごとに看護師登録要件が違うのはカナダと同じだと思う。

 

ちなみにイギリスは私自身よく詳しく調べていないが、その当時イギリスの永住権がすごくむずかしということを言われていたので、イギリスもその選択肢からはずれた。

また、ニュージーランドはお隣の国で、オーストラリアにとってとても近い存在の国であるのだが、オーストラリアで看護師の資格をとれば、ニュージーランドでも看護師として働ける。

しかしその逆、ニュージーランドで資格をとってもオーストラリアでは看護師として働けないと聞いた。働くには再度、オーストラリアの看護師登録をしなければならないらしい。

なので私はオーストラリアで資格を取ることを決めたのだが、ちょっとこの辺は定かではないので 知っている方いたら教えてもらいたい。

 

で、オーストラリアなのだが、

オーストラリアについて、もう少し詳しく書いてみよう。ここでは全豪を管轄している看護協会がある。これは日本と同じで、一回、その看護協会に登録すれば、州をまたいで仕事ができる。また、その看護師登録のための要件もその看護協会で一括で決められているので、州ごとの決まりもないのである。

 

日本とは違い、毎年更新をしなければならいのだが、ある一定の自己学習をしていることを条件に登録費を払う事と、現在の就労状況をアップデート、質問に答えるだけで更新できる。

この自己学習というのは医療機関に勤めていれば、必然と課せられるオンライン学習などが入るので、正社員で普通に職場でe-learning などをやっていれば、追加でなにかしなければならないわけではない。もちろん自分で企業している人や、パートタイムで特にオンライン学習や院内研修などが少ない人は、追加でセミナーなどに行って時間を作らなければならないかもしれない。

 

なので、この全豪統一された看護師登録システムはかなりのプラスではないかと思う。

 

2、看護師という職業が年齢、自国の看護師経験などの要件も合えば永住権につながる

現在2020年6月なのだが、現段階で、正看護師の職業はパーマネントレジデンシ―(PR)、俗にいう永住権につながる職業として登録されている。

時間と努力、お金を費やして看護師の資格を取ったはいいが、働けるビザがなければ、看護師として働けい。そこで、出てくるのが、ビザの問題。

 

結婚している、パートナーがいるなどでビザがある場合は問題がないが、私は当時、独身、一人で生きていく覚悟で渡豪したためそのビザの必要性はひしひしと感じていた。スポンサービザという手もあるが、なかなかビザのスポンサーをしてくれる病院は数少ないのが現実。

 

そこで目をつけていたのが、数あるPRの中でも、Skilled Independent Visa(subclass 189) というビザなのだが、このビザの登録には指定されている職業で働いているもしくは、資格があることで、永住権に申請できる資格を得られる。私は看護師の場合でないとわからないので、看護師の場合で説明するが、もちろんその資格だけがあればいいわけではなく、ポイント制であり、規定されている点数以上、年齢、英語のレベル、母国での看護師の職歴(年数と何年前のものなのか) オーストラリアでの教育、職歴などが最終的にポイント加算の判断材料としてつかわれ ポイントを算出。そして規定の点数以上の者は申請できる という仕組み。

 

毎年このポイントや規定の要項に変更があるため、今どうだというお話はしない。毎年難しくなってはいるが、看護師の資格から手に入る永住権が存在するのである。

 

当時、私はこのビザを目標にやっていたが、最終的に年齢の部分でポイントを逃し、母国の経験も古すぎるという事でポイントを逃したこと、さらに規定の点数がビザ更新が必要な時期に上がってしまったという理由で、到達できず このビザではなく、今の旦那さんとのパートナービザの申請で行くことに決めた。

もちろん違う項目で、IELTS8をとるとか、通訳の資格をとるとかでポイントを稼ぐこともできるので、誤解がないように言っておきたい!やる気になればなんでも できる!

 

なので この部分で強調したいのは、しっかりビザの部分を見据えて将来計画をすること。このビザ以外にも沢山のビザがあるわけで、しっかりした調べして後悔のないものにしてもらいたい。

 

という事で オーストラリアでは看護師の資格が様々な規定をパスすれば、永住権につながる!これかなりのポイントアップである。

 

3.医療の質

オーストラリアの医療制度はとても整っている印象。日本も医療制度、技術にかんしては引けをとらないが、オーストラリアの良いところはすべての医療が無料。すべての国民が無料で平等に医療を受けられるため、その格差がない。

 

私のオーストラリアの医療の好きなところは、インフォームドコンセントの概念が浸透しており、患者に意思決定を尊重するを第一に考えられ、治療、ケアが進められる。そのためにすべての知識、選択肢を与え、患者自身が医療の中心おくようにできている仕組みが、素晴らしいとおもった。

日本は文化的な背景からなのか、患者に告知するのはどうするかなど、家族内の話し合いで決まったり、なかなか患者本人への意思決定の促進の概念が浸透していないのではないかと思う。もちろん利点欠点は両方にあるものの、自分はオーストラリアの考え方が好きである。

 

4.健康的な働き方

オーストラリアで看護師として働いて思ったのが、労働条件はとてもいいという事。

オーストラリアのお国柄がとてもよく反映されているその、働き方。

看護師の職業だけではなく、すべての労働者に対し、国全体がをより心も身体も健康に働き余暇を楽しむ支援をしている。そんな国で生まれ育ったオーストラリア人はおおらかで、働くときは働く!休むときはとことん休む!そんな精神が根本にあるとおもう。詳しく言うと、国をかけて 年休の消化率を上げるよう指示してあったり、病欠などの穴を埋めるための 企業(派遣会社)などが普通にあったり、組合の組織もあってないような日本の組合ではなく、きちんと毎年監査が入る。

 

看護師として正社員で働くと年間で5から6週間年休がもらえる。また、それをきちんととるように言われる。(取らないとあとで病院がその年休を貯めた分お金で支払わなけれまならないから)。残業はほぼない。あったら必ずお金で帰ってくる。

休日出勤の勉強会などほぼ強制なものはなく、もしあったら、時給で支払われる。

勤務中に二回ほど ティータイムがある(忙しいときはないかも。。w)

これは、病院や施設によるが、看護師の業務は看護師業にかぎり、例えば患者移動や採血、時と場合によればおむつ交換などもそれぞれの役割の人がやるようになっている。なので、業務自体 シンプル化されている。

 

公立病院の一般病棟の日勤は看護師一人に対し、3人から4人の患者さんを持つらしく、これも日本のそれに対し、かなり少ない。私立病院の看護師ー患者間の比率は公立病院より一人か二人多いようであるが、それでも日本の1対8~10にたいしたらなんてことはない。

 

というように、働く環境はとてもいい。

 

5.実力社会 と ほめて伸ばす文化

もしかしたら、欧米はこの傾向にあるかもしれないが、すべて実力社会。

というのも年功序列のような考え方はほぼなく、うえの先輩がやってないからこの認定の学校に行きたいけど希望が出せないとか通らないとかそういったことはない。

本人が希望し、それなりに実力を証明できていれば誰でも 自分の興味のある分野でスペシャリティーを伸ばすことができる。

逆に、特に看護師として昇進などに興味の無い場合は、看護師としての職の傍ら、サイドビジネスなど自分の興味のあることに時間を費やせる。

 

また、誉めて伸ばす文化は 小さい時から培ってきた環境・風習なのだろう、とにかくほめて育てる!この点は利点も欠点もあるが、のびのびと成長し、自己肯定感をはぐくむにはといい面ではないかと思う。なので、学生いびりや、新人いびりも日本ほどないと感じた。

**もちろん人それぞれ違うけれど...

 

6.オーストラリアは異文化 移民にやさしい国

これは、私個人の意見かもしれないが、オーストラリア自体、古い歴史がなく若い国であること、様々な異文化の融合でできている国であることから、移民や他の国の文化への対応に柔軟性があると思う。

例えば、食文化。オーストラリア自体なにが主食かといったらやはり イギリスの文化が反映されていることが多いが、それでも移民が沢山いるので、とても素朴な異国の料理も簡単に手に入る。とくに大きな都市では、それぞれの国別のコミュニティーがあったり、サポートシステムがある。

 

なので、移民、外国人に対しオープンであることは 私たち外国人(移民者)にとってはとてもありがたい事である。

もちろん自国の国民を優先することはあって、私たちは外国人扱いとして料金が高かったり、(大学などはそう)や、仕事も公立病院はなかなか永住権がないと難しい実態があるが、それ以外は 労働できるビザさえあれば問題はない。 社会人として働いていて思うのだが、様々な国のバックグランドの人が バリバリ働いているところを見ると、国籍によって差別されることはそれこそ 実力さえあればないといえるだろう!

 

このほかにも、治安の良さ、気候のよさに加えて、自然と都会の要素が上手に融合しているオーストラリアは住むにもとてもいい場所ではないかと思う。

 

という感じで海外で看護師として働きたい、でもどの国がいいのかな?と悩んでいるあなた、何かの基準として見てもらえたら、光栄だ。

最後にどこの国に決めても、母国語以外で看護師になるってきっと大変で、沢山の努力を経てそこにたどり着けると思う、なので、自分の大好きな国、あっている国をまずはみつけることが一番の近道なのかな?

と思う。

 

オーストラリアで看護師をしたいというかたは是非、質問なども含めて なにかあったらこちらのコメント欄または、Instagramのメッセージらんから つながってください。

 

また、お得情報を色々のせるグループも立ち上げ中です!気になる方は教えてください!

 

ではでは

 

See you soon and have a wonderful day!